6月の精進HITOTEMA
昨日は、お店の営業日だった。
週に一度の営業というスタイルでお店を続けて10年となるが、
貸切のご要望をリピーターのお客様からいただく事も多く、
営業日として発表しない日にもお店を運営している。
昨日は、14名様のゲスト全員が外国の方。美術館のパトロンクラブである、あまり使いたくない言葉だけれど、わかりやすくいうとラグジュアリーを知る皆様だ。
海外のお客様を何度もお受けしている中で、あらかじめアレルギーや苦手食材を尋ねるようにしている、トラブルを防ぐためね。
日本人のお客様と比較すると、外国人の方々のそれは、驚くほど多い、、、!日本は海に囲まれているのと、刺身文化があることから、
海鮮類のクオリティが世界トップだから、日本の家庭では魚介類が出てくるのは常だ。
海外の方は?というと、例えば港が近いエリアだとしても、生け〆などの文化も少なく、生食をしないからか、魚の流通時に劣化してしまうことが多く、日本の魚ほど高いクオリティーのまま手元に届かない。
そのためもあってか、なんといっても海鮮類が全てNG!という方が非常に多いのだ。
その他、グルテン不耐症、四つ足の肉NG、乳製品NGなど、たくさんのリストがどどっと届くのだ。
いつも頭を悩ませるのはストーリーを加味したコースの展開作り=メニュー構成なのだが、お客様それぞれにNGが異なるとさらに頭から煙が出てくるのだ、、、!
オペレーションが統一の方が提供するお食事の質も高められるから悩むのだ。結果、今回は全ての苦手foodを串刺しすべく、ビーガンにした。
私自身は2003年から2010年まで、自宅ビーガン、外食ベジタリアンを7年間やっていたことがあり、その短くも長い7年間で培った経験を使って(自慢げw)、かなりの数のビーガンメニューをストックしていて、その中で構成を組んだ。
献立の組み方は下記の通り↓
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HITOTEMA倶楽部
「HITOTEMA」は、2014年にスタートした渋谷区にある週一回のみオープンするレストラン。そんな変わった業態でお店を続ける中で、お客様…
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