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オリンピックの年に読んでみて欲しい本

「食の堕落と日本人」という小泉武夫さんの本が、

この20年で移り変わった日本の食卓事情を、

テンポ良く綴っていて、心地よい。


中でも66ページ

「濃処の味は常に短く、淡中の趣は独り真なり」


濃い味は、その場では美味しいと感じるがそのうちに感動が薄れてすぐに忘れる。しかし日本料理には美味しさの中に上品な薄さと淡さがあって、しかもそれがいつまでも忘れられない。

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渋谷区にあるレストランHITOTEMA。お店の名前であるひとてまは、「ひとてましかかけずに美味しいものを作り出したい」という思いと、「作ると食べるが最も近い場所」「人と人の、手と手のあいだ」という意味の二つがあります。 子育てをしながら仕事を続ける中で、トライ&エラーを繰り返してきました。私自身の、嘘のない気持ちで「これはいい!」と思うものだけを掲載します。

HITOTEMA倶楽部

¥980 / 月

「HITOTEMA」は、2014年にスタートした渋谷区にある週一回のみオープンするレストラン。そんな変わった業態でお店を続ける中で、お客様…

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