第65話|資産サイト版GA4分析テンプレートを共有します

前回のザイマニに引き続き、今回は運営サイト「図解財政」の2023年の数字をLooker Studio(旧Googleデータポータル)で簡単に共有いたします。その後、資産サイト研究所が作成したLooker Studioテンプレートの共有を行います。

Looker Studioは、データの分析や管理、レポート作成を簡単に行うことができるBI(ビジネスインテリジェンス)ツールで、Googleが無料で提供しています。Looker Studioを使えば、さまざまなプラットフォームから集めたデータをグラフや表を使って可視化し、レポートにして共有するという一連の業務をワンストップで行うことができます。

Looker Studio(旧Googleデータポータル)とは?機能や使い方を解説

Looker Studioとは要するにデータのグラフ化ツールです。1から構築することも可能ですが、資産サイト研究所が作成したテンプレートを使用することで、ささっと以下のデータをグラフ化できます▼

資産サイト版GA4テンプレートで視覚化できる情報
・一人当たりページビュー
・一人当たり検索数
・ユーザー属性
 (年齢層、デバイス割合、ブラウザ割合、アクセス曜日、アクセス時間帯)

例えば図解財政の一人当たりページビューグラフがこちら▼

図解財政は月間PVが1,500、
ユーザー数が500といったところ(2023年12月)

これだけだとスプレッドシートでグラフ化したものと大差ありませんが、Looker Studioを使うことで以下のようなメリットがあります▼

データの自動連携:GA4とLooker Studioを連携することでグラフデータが自動で更新され続ける(デフォルトでは12時間ごとに自動更新)。

高度な分析機能:Looker Studioならエクセルのピボットテーブルに該当するような分析を数クリックで実行可能です。例えば、ユーザーのアクセス時間帯のグラフにデバイスカテゴリを追加するのも簡単です▼

ユーザーのアクセス時間帯|午前9時台が最も多いことがわかる
ユーザーのアクセス時間帯×デバイス|全体的にdesktopが多いことがわかる

以上が図解財政の数字及びLooker Studioの概要となります。あなたのサイトの2023年の数字をテンプレートを活用して効率的にグラフ化してみたい方、Looker Studioの活用にチャレンジしてみたい方はぜひご覧ください。

なお、テンプレートをご利用いただく場合、こちらは「誰が」「どのようなデータを」グラフ化しているか?といった情報を取得することはできません。その点はご安心くださいませ。


❶ 今回使用するテンプレートリンク

こちらが資産サイト版のLooker Studioテンプレートリンクです▼

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