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#083 ベルクソンの哲学「物質と記憶」①

「たった一つ性」をもっているのは心なのに、モノサシの方をたった一つにしようとしてしまうところに、人間の混乱と苦悩のすべての原因がある。

トークライブの83回目、今夜はヌーソロジーでもおなじみの哲学者アンリ・ベルクソンについて。

問うことよりも解決することを、肯定的なものよりも否定的なものを、自己よりも他者(あるいは他者化した自我)を常に先手に置いてしまう【人間型ゲシュタルト(※ヌーソロジー用語)】。

もうすでに役割を終えているはずのこの旧式のパラダイムは、しかししつこく私達の思考様式の中に残像と《習慣》という名の影響を残し続けています。

ベルクソンが批判した「質的な差異を量的な差異に取り違えてしまう」思考パターンについて自覚することは、旧来のパラダイムを脱皮するために死活的に重要です。


というわけで、今日はちょっと哲学のお話を。


Crossing 岡崎直子



《フルバージョン内容》
0:43 問題を解決すること=真、ではない
6:30 人間型ゲシュタルト
8:01 参考文献紹介
10:41 質的な差異と量的な差異の混乱
12:49 「否定的なもの」についての誤解・混乱
18:46 「一般化」と虚無との接続
28:42 デカルトの「延長」概念
32:34 「持続」と「イマージュ」
40:14 実在論VS観念論の先
48:55 唯物的な汎神論
55:51 双対二元論



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