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#104 アートとサイエンス(ネリ・オックスマンのフィロソフィー)

みなさまお待たせしました。104回目のトークライブはマサチューセッツ工科大学メディアラボ教授、ネリ・オックスマンのフィロソフィーと研究をフックに、アートとサイエンスについてトークしました。

VUCA(Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性))の時代と呼ばれるいま、「複雑なことをもっとも効率的に行うモデルがたくさんある」とネリが語る「自然界」にインスピレーションを得た彼女の研究は大注目されています。

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周りの環境にあわせて柔軟に変化し、最終的にはすべて土に帰る、完全自然由来の建築・素材。「すべては生きている」というその視点は、アニミズムのようでもあり、SFのようでもある。

アート思考と直観力、なによりも命ある生き物である自分自身の中に確実にある「自然」の声を聴くこと以上に、この未知の時代に頼りになる指針はありません。

社会的生き物である以前に、わたしたちは生きている。

そしてその知恵のほうが、どうやら役にたたなくなってきた常識よりもずっと柔軟に、広く深く、リアリティの複雑性に向き合い、取り扱うことができる。

今回のトーク、自分的にかなりスキなので、楽しんで聞いてもらえたら嬉しいです!


↑ネリの本じゃありませんが、アーティスト思考を目覚めさせるサポートとして。リバイバルヒット中のおすすめ本です。


Crossing 岡崎直子



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