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私が「いじめ」に着目した理由 ~いじめる側にも理由があると思えたわけ~

こんにちは、Asterisk代表のNaokoと言います!今回は、Asteriskの事業方針を変えた理由を話していきたいと思います。
内容は、
・事業方針を変えた理由
・そもそも何がしたかったのか
・私が「いじめ」に着目した理由
・これからすること
の4点でお話しようと思います。

事業方針を変えた理由

ご存知の方はご存知かと思うのですが、私は前まで練り香水というものを使って現代社会で疲れた方々を癒そう、そのために練り香水の総合オンラインショップを作ろう、という事業をしようとしていました。
ただ、やればやるほど「なんかやり方としてまどろっこしいな」、「本当にやりたいことってなんだろう」と考えるようになり、結果的に、事業が手付かずになってしまったのです。

そもそも何がしたかったのか

「そもそも、私がしたかったことってなんだっけ」と考えるうちに、ある1つの結論にたどりつきました。私は、チャンスを掴むチャンスを均等にしたかったんだと。では、チャンスを掴むチャンスとはどういうことか。「幸運の女神には前髪しかない」という言葉をご存知でしょうか。つまり、チャンスを掴むか否かはその人がいかにチャンスに対してアンテナをはり、チャンスが通りすぎる前にそのチャンスをものにできるか、ということです。しかし、幸運の女神が来てすらくれない方々が世の中には存在しています。これが、チャンスを掴むチャンスがない、ということです。
例えば、鬱病などの理由で不登校の子。こういう子には、幸運の女神は来てすらくれません。そして、仮に来てくれたとしても、こういう子たちはそのチャンスに気づかず、逃してしまう場合がほとんどです。
じゃあこれは一体何故なのか。違う場合もあるかもしれませんが、ほとんどの子が心に傷を抱え、自分の心の修復や、自分を守ることに精一杯なのです

私が「いじめ」に着目した理由

私自身、幼稚園、小学校といじめられてたと感じています。幼稚園の頃は泣いていた記憶しかありませんし、小学校では嫌味を言われたり、お手洗いから帰ってくると、筆箱などの自分の持ち物に傷がつけられていたり、捨てられたりしていました。それ以来、私は女の子が苦手になりました。女の子といるというだけで、心がザワザワして、その場から逃げ出したいという衝動に駆られるのです。つまり、いじめられたと感じていると、いじめられた後遺症のようなものが残ってしまいます。しかし、いじめられたと感じていることや、後遺症のことは両親にはなかなか言い出せませんでした。心配をかけたくないというのもそうでしたが、自分自身の、迷惑をかけたくないというプライドもあったのかもしれません。そして、女の子を克服したいと思って女子校の中学に進学したものの、なかなか良い環境だと思うことができずに辞めました。
高校生になり、母にいじめられてたと感じていることや、その後遺症があることを話せるようになっても、私は「いじめ」という単語を聞くと苦しくなるくらいには幼稚園と小学校の記憶が残っていました。記憶が残っているというよりも、苦しい、悲しいなどの感情が残っているという感覚かもしれません。そんな時に、母から聞かせてもらったことがあります。それは、私をいじめていた子たちの家庭環境でした。
私を幼稚園の時いじめていた子、(ここではAさんとします。)Aさんは、両親が離婚し、Aさんはお母さんの方に引き取られたのですが、そのお母さんが半年も経たない内に再婚し、新しい兄弟ができました。そして、経済状況が苦しかったようで、Aさんが「こんなことがしてみたい!」と言ってもできることはなかったようです。Aさんにとって、この2つはとても苦しかったようで、私の母によると、Aさんに会う度に何かに追い詰められているような雰囲気が酷くなっていったと言います。
私を小学校の時にいじめていた子も決して例外ではなく、彼女にとって、彼女の家庭環境はとても苦痛だったようです。
つまり、ここで何が言いたかったかというと、いじめている側も不幸であると感じているということです。
そもそも、本質的に幸福であれば、嫌味を言おうなどと考えもしません。なぜなら、自分の環境、状態に満足しているので、嫌味を言う理由がないからです。
この結論に至った時、私は、これを広めるべきだ!と思いました。なぜなら、「いじめ」は先程言ったように、チャンスを掴むチャンスを奪う1つのきっかけになります。そして、いじめに関わる全ての人、つまり「いじめている側」、「いじめられている側」、「双方の保護者」が本当にいじめを理解しなければ、いじめそのものは無くならないからです。

これからすること

私は今まで、香水を通じて、チャンスを掴むチャンスを見逃してしまう人、つまり心に傷を負っている人の癒しになれば、と思って活動してきました。しかし、最初に書いた通り、「まどろっこしいな」と思ってしまったのです。「チャンスを掴むチャンス」を皆が手に入れられるように。「チャンスを掴む」かどうかはその人次第ですが、「チャンスを掴むチャンス」は皆が手に入れるべきだ。そのために、チャンスを掴むチャンスがない、見逃してしまう人の生き方や考え方、周りの環境を少しでも変えられたら。
そのために、まずは「いじめ」という私が経験した課題の本当の姿を広めるところから始めていこうと思います。

「あなたの星が見つかりますように。」

というキャッチコピーを掲げて、私たちAsteriskは「いじめ」に関わる全ての人へ向けてのメディアサイト、Aster(アスター)を立ち上げます。このサイトは、いじめられた、いじめてしまった、いじめに関わったからこそ気づいた生き方や考え方を発信し、そして、「いじめ」に関わっている全ての人の明日を今日より良くするためのヒントが詰まったようなサイトにしたいと思っています。

最後に宣伝なのですが、現在、Aster(アスター)ではライターを募集しております。年齢は問いません。
・いじめられた、いじめてしまった、その他、「いじめ」に関わったことがある方
が応募の条件になります。
ライターに興味のある方、Aster(アスター)に興味のある方はAsteriskか代表のNaokoのTwitterのDMまでご連絡ください。よろしくお願いします!

Twitter
Asterisk代表Naoko

最後になりましたが、ここまで読んでくださった方々全てに感謝を申し上げます。ありがとうございました!

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