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私がnoteをはじめる理由。「ランジェリーの新しい価値」を伝える試行錯誤を残します。

中根 菜穂子です。

「ランジェリースタイリスト」というランジェリーに特化したスタイリストとしてTVや雑誌、WEBメディアの監修・出演をしたり、2019年にスタートしたLinegerie College(ランジェリーカレッジ) というランジェリーに特化したスクールの学長をしています。


私の今のお仕事は、100%ランジェリーに関すること。
毎日、ランジェリーのことを考え、ランジェリーについて伝えるということをしています。


「ランジェリーのお仕事なんて珍しい」と言われることも少なくないので
なぜランジェリーの仕事をしているのかを、まずはじめにお話しさせていただきます。

「ランジェリースタイリスト」は必要です!


なぜ、ランジェリーなのか?を語るには子どもの頃まで遡りたいところですが、今日は今の仕事をはじめたきっかけを中心にお話したいと思います。
私がランジェリースタイリストとして活動を開始したのは2017年2月のこと。

その前は、大手下着メーカーの販売員として都内の百貨店で勤務をしていました。

販売員時代

私が担当していたブランドは、接客・カウンセリングに力を入れていたブランドだったので1人のお客様に対して60分の時間を確保しマンツーマンで接客をします。


採寸・フィッティング(ご試着)ということもしますが、
60分のうち半分くらいはお客様のお話を聞きます。


・なぜ今下着を買うのか?
・なぜ、このブランドを選んでくださったのか?
・これまでにどんな下着を着けていて、どんな悩みがあるのか?等々。

毎日毎日毎日お客様と向き合う中で、私の中にこんなことがわかりました。


①下着を日用品と捉える人も、今よりほんの少しでも素敵な自分にしてくれるアイテムととらえる人もいる。下着を買う目的がある方(後者)は、選ぶ過程も大事にされる(どこで、誰に相談するか?等)


自分にあうものがほしくて、今ここにきている。(お客様は本当はどのブランドでもいいと思っている)


③世の中に下着関連情報がほぼないことから、下着がフィットしないことによって自分の体は変なのではないか?と真剣に悩まれている方がいる。(2010年代の話です)


④正解がわからないので、正解を教えてください。という方が多い。


⑤お客様に関わる下着のプロとして、下着の知識・技術以上に、接客(コミュニケーション)が大事。①のお客様が目的を持って来店された場合、その目的を叶えるような下着に出会えるかは、接客力が大きく影響する。


こういう事を目の当たりにした時、これらを解決するためには、私が販売員としてお客様1人1人に伝えるのではなく、もっと広く社会に発言していくことが必要。「ランジェリースタイリスト」になろう!と思ったのがはじまりです。
(ランジェリースタイリストは、ここに書いたすべての課題を解決できます。)

見出しにある「ランジェリースタイリスト」は必要です!というのは、ランジェリースタイリストになったばかりの頃にサービスを受けて下さったお客様が

ランジェリーもブランドの垣根を越えて、自分にあうものを提案してほしいとずっと思っていた。
ランジェリースタイリストは必要だから、お弟子さんを育ててください。


と伝えてくださり、忘れられない言葉です。
弟子ではありませんが、今、全国に続々と仲間が誕生しています。

大阪のイベントの打ち上げ時の一枚

私がnoteをはじめる理由

私はSNSやブログなど様々な場所で発信をしていますが、noteはランジェリー情報の発信ではなく、ランジェリーの新しい価値を伝える試行錯誤を残す場としてはじめます。

冒頭に「ランジェリーの仕事なんて珍しい」と書きましたが、
これまでに「ランジェリースタイリスト」のような職業がなかったのか、「ランジェリーのスクール」はなかったのかといえばそんなことはありません。

昭和の時代にもランジェリーを伝える人、本、ランジェリーを学ぶ教室はありました。

でもそれらが継続しなかったのは、ほとんどが個人事業だったから。
一人では、その人の一生で事業は終わってしまいます。

でも、その職業になる為の道筋があり、活躍する場があれば、つくった人の一生が終わっても次の世代に引き継いでいける。

美容やファッションのように、メーカーと販売店だけではなくその業界に様々な役割があり、下着の仕事に関わる全員でお客様を幸せにすること、

大好きなランジェリーを仕事にしたい人が、学び、活躍する未来をつくるための挑戦を残します。

「ランジェリーの新しい価値」を伝えるために、ランジェリーのプロを育成し、仲間と挑戦する

ランジェリーの新しい価値を広く世の中に伝えるために、私が選んだのは
ランジェリーのプロを育成し、仲間と挑戦すること。

ここ数年。人生で最も難解な挑戦だと思っていましたが、

卒業生、受講生、日本ランジェリースタイリスト協会メンバーのおかげで活動の土台ができあがり、ようやく頭を整理して想いを綴れるようになりました。

Intimissimi渋谷文化村通り店イベントの様子


note再スタートです。
これからよろしくお願いします^^
2024年7月1日

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