マガジンのカバー画像

コッツウォルズ食と歴史の旅 2023年夏

11
優しいハチミツ色の石造りの家、なだらかな緑の丘と点在する羊たち。 優しい自然の中で、その一部となる暮らしがある。そんな暮らしを垣間みながら今年の夏を過ごしてみた。
運営しているクリエイター

#写真

コッツウォルズの村 「ペインズウイック」

コッツウォルズ食と歴史の旅 柔らかい色の石造の家が並ぶ、ひっそりとした小さな街。 人の往来はあまりみないけれど、手入れの行き届いた家々の庭先からは 豊かな暮らしが伺える。 今日は滞在しているストラウドの街から車で15分くらいのペインズウイック Painswickへ行ってきました。  Queen of Cotswoldsと言われるこの街は St. Mary教会を中心とした小さな街です。 かつては、羊毛取引で栄えたところとか。 教会には綺麗に剪定された、Yew(イチイの木)

ピーターラビットに会いに

コッツウォルズ食と歴史の旅 滞在先のストラウドから汽車を乗り継ぎ、湖を渡り、やってきた、Near Sawrey ニアソーリー村。ここにピーターの生みの親、ビアトリックス・ポッターの家があります。ビアトリックスはこの地を愛し、晩年ここで過ごしたのです。 四年前と変わらず、静かでのんびりとし、どこか懐かしさを覚える場所です。ビアトリックスが生きている時もこんなだったのかも。 ピーターラビットと言えば、子供のころから、英語が読めなくても親しんできた。本の中にでてくるものは目新