里中満智子さんに感動しました

少女マンガ家の里中満智子さんのお名前は、私の長女が中学生の頃に少女フレンドなどの雑誌を読んで夢中になっているので知りました。

いささか、困ったなと思ったものでした。
でも里中さんは、何か意欲を持って描いていられるような気がしていました。

話題作が映画になったりしていました。残念ながら、マンガを読んだことはありませんでした。

この本は新聞の書評欄で見てふと心惹かれて、図書館に予約していたのです。
どういう風に作品を描いていくのか、
私もシナリオライターとして物書きなので関心があったのです。私は勘が働きます。
まさに予感通り、いえ、それ以上の素晴らしい自伝であり、少女マンガ歴史、評論でもありました。

数々の作品を60年描き続けたそのパワーは、物事を徹底的に追求、調べ、資料を読み尽くす行動力にありました。大病や手術をくぐり抜ける生命力も凄い。

数々の受賞も当然のこと。
76歳とか、まだまだ元気でいていただきたいと思います。ぜひお読みになるようお勧めします。
マンガも色々載っています。