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ノビシロハウス 『地域の困りごとの凸凹を合わせると、未来の物語になる』


神奈川県藤沢市のあおいけあから徒歩3分。
小規模多機能をはじまりとして、彼らが新たに始められた建物。
「賢いなあ〜」とつくづく思う建物だ。


コロナの余波で、視察できないからなあ。。。

と、ポツンとひとり外から建物を眺めていたら。あおいけあ代表の加藤忠相さんのおじさん(=リアルのご親戚)がトマトの直売所を整えていた。声をかけたら、うれしそうに加藤さんのご活躍とノビシロハウスの良さを教えてくださった。こちらもホコホコあったかい気持ちになった。

出会いに感謝✨

トマトの直売(写真はイメージ)



1 どんな街にも『困りごと』


六会日大前駅は、日本大学のキャンパスがあり若者がたっぷりの駅だ(あとは住宅地。ちょっと行くと農地や工場)

この時代に若者が多くてうらやましい街だなあ。駅に降り立ち思っていたら、実は近頃は少子化で学生用アパートの空きが多くて悩ましいのだそうだ。

へえ〜。
一見、うらやましいと思える街にも、どんな人にも、『困りごと』がある。


2 ノビシロハウス


ノビシロハウスは、古い学生用アパートを買い上げ、立て替えたものだ。

南棟の1Fは高齢者用アパート。2Fは用若者アパート。
北棟の1Fはカフェとランドリー。2Fは地域医療と在宅ケア。


■😢 若者はお金がないものだ。

2Fの若者は、毎日1Fの高齢者に声かけをして月に1回のお茶会を開催することでアパートの家賃が半額になる。70,000円が35,000円に!
おしゃれなランドリーもネ。
おお、めっちゃいい。めっちゃ賢い。

ランドリー


■😢 高齢者は孤独になりやすい。健康が不安。時に部屋を貸してもらえない。

ノビシロハウスでは、日々声かけがあり、お茶会がある。隣にランドリーとカフェがあり、お医者さんも介護もある。ユニバーサルデザインで車椅子でもなめらかに行動できる。
オーナーが借り上げてくれているので、高齢者も容易にアパートを借りることができる。

■😢 お医者さんは時間がない。地域とつながるのも時に大変。
1Fのカフェで月に1回『くらしの保健室』で、無料の医療相談会。
気軽に開くことができ、介護とも、地域ともつなげやすく、地域のすこやかを守りやすい。

訪問診療のくるま。「悠翔会在宅クリニック」


■😢 カフェは集客がかなめ。人を集めるのは時に大変。
地域の人々が、ハウスに住んでいる人々が、自然に使い・集いやすい。
人々が自然にごちゃまぜになる、地域のみんなの良きサロン、拠点になる。

■😢 ふつうの住宅街の住民には、素敵なよいものが時にない。
上質な本物の珈琲が飲めるおしゃれなカフェが、日々の暮らしに。
ひとと集いやすく、健康も老後も気軽に相談できる安心と便利。

亀井野珈琲


■😢 不動産オーナーさんは、少子化で部屋が埋まらない。空き家問題も。
みんなの困りごとを解決するアパートで、人が集いやすく、借りやすい!

■😢 介護施設オーナーさん、希望する利用者さんとスタッフの住むところが必要なんです。
アオイケアを利用したい・働きたいという希望は多いが、介護制度を使うには藤沢市に3ヶ月以上住む必要がある。スタッフの住むところの課題もある。ノビシロハウスがあることで、それらも、高齢者の課題も、地域の課題もいろいろ解決!


3 イマココにある、未来の物語



やさしい、上質な本物のコーヒー


困りごとを中心に、みんなが少しずつできることを持ち寄る。

凸凹が組み合わさり。

困りごとが解決され。

地域のみんなが歓ぶ場所になる。

若者も高齢者もみんなごちゃまぜ!


そんな、今ココにある

未来の物語をみた。


ここは、物理的な場所だったけれども。

困りごとを真ん中に、みんなができることを持ち寄る。
ごちゃまぜで、困りごとを解決し、みんなが歓ぶ場をつくる。
ボクたち、まちごとオーケストラが作っていくものも同じだなあと思った。


さて。
新鮮なトマトを買って、お家に帰ろう!✨







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