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耳ではなく、皮膚で世界を観く🌿

最近、ハーモニカの動画の音を聴いた時、
あの独特の匂いをリアルに感じましたが、
音の周波数により私の脳内にある記憶を刺激し、
その記憶の時に同時に使われていた感覚神経を刺激、
そうして匂いも体に感覚として再現された訳です。

これは体内に体験の記憶があるから。

そして無数の体(触覚や筋肉)と心を伴った体験の記憶の蓄積は、
音楽を聞いた時に過去の体験の周波数と似ていれば、未体験でも複数混ぜ合わせた形で体に感じます。
例えば石や海、森を見た時、
それは周波数(触覚・聴覚・視覚・嗅覚)で記憶され、
その後その周波数たちと近い音楽を聞けば
音楽から海や岩、森を感じる訳です。

ゴツゴツ、と感じる事も周波数を感じている。
だから、音楽でゴツゴツした、岩のような音を、楽器上で作れるのです。
月の柔らかな光にも周波数がある。空気にも。
それがそのまま似た周波数で音楽になる。

世界は周波数。

なので、その月の体験、岩の体験、
またその印象(心も周波数)が実体験として全く無ければ、
周波数の記憶が無いので音から体感として結びつくことも無く。

だから、経験が大切。
部屋でピアノだけ弾いていても、世界を知らなければ、音楽の中に世界を感じることはできず。

アマチュアの方のソルフェージュのレッスンでも、聴音を大切にするのはこの為です。
まずは周波数をはっきりと覚えられる身体を作る。
芸術はそこから始まるからです。

それは、意識を向けるだけ。
その蓄積で、和音の違いが何となくではなく、はっきりと解る身体になってゆきます。
そうすると世界の聴こえ方、その「空気の記憶力」が変わり、
生きる世界が変わる🌏🪐

通常の教育では、左脳で、
言語で覚える事しかされません。

非言語で感覚、体感を細やかに覚えてゆくという事は、
生きてゆく上で、動物的に何よりも大切な事だと感じています。

感じる事。脳よりも身体が先。
体の神経を目覚めさせておき、脳との連結を良くしてゆく。

耳ではなく、皮膚で世界を観く🌿


写真はイギリス南部
チチェスターのローマ時代の街道。
不思議に魅力的な写真 ⁎ˇ◡ˇ⁎
イギリスは、この様なマジカルな風景がいっぱい。

耳をすましてみて下さい。
写真から、周波数(音、匂い、温度、足裏の感触)を感じませんか?😊
写真以外の馬の音などは、その周辺の木々や大地に刻まれた周波数の記憶😌

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