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ペダルを踏まない所にあるもの・・・

今練習しているピアノ協奏曲2番は、
ショパンの10代の頃の作品ですが、
やはりそこでも既にペダリングが素晴らしく😌✨✨

こんな当たり前の事に、美しい気づきを与えてくれた夫に感謝で、
私はこれは、世界における世紀の大発見だと思っています😌

世界で今、誰もその様に弾いておらず、、、
皆ずっと、常にペダルを踏んでいるのです。
私も昔はそうでした。
書かれていない小節も、ずっと踏んでいました。
今ある世界中のCDも、ショパン国際ピアノコンクール、ピリオドピアノコンクールででもそうです。
(それが芸術的に良くない、などでは勿論なく、現在あるペダルの概念として、それが普通の事なのです。。)

昨年のプレイエルリサイタルの後や、
私のこのnoteを読んでくれた方々や何人かの友人ピアニストは、
それを試し、各々演奏会でも取り入れててくれるようにもなりました😌

この新しいペダルの価値観が
広がってゆくと面白いなと思います😌✨🌼
数年後のショパンコンクールでは、その様になってゆくのかも?、、とも感じています。
なぜなら、それは「ショパン自身がそう書いている」
それが何よりのものだからです。

ショパンのペダル、
書かれているとおりに「踏まない」ようにすると、
本当に素敵なのです😌💕✨
心に吹く風、それが擦れる様な音、呼吸が途切れる様な音、
その後に続くペダルが加わっての溢れ出す心情、満たされる音、夢のような音。。

ショパンの書いた通りに忠実に従い、試してみると、
しばらくはしっくり来なくとも、
その意味が必ず解る時が来ると思います。
ショパンのペダルと表現のパターンも見えて来ます。
それにより、やはりそれは意志なのだと見えて来ます。

最初はちょっと弾きにくくなります。😅
難しくなります。
何故なら、音の終わりに対して全てコントロールが必要になるからです。=指の作業が万単位で増えます。。😂
する事を嫌がるピアニストの方が多いと思います😅
でも、音へのケア、切り方、
そこで作られる音楽表現の素晴らしさに
やがて目覚めてゆくと思います。😌 ☘️✨

今はまだ誰もしていなくてちょっと寂しい、&、
きっと知らない人が聴くと違和感となってしまうのかも、、

お仲間が増えますように😊


⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰

早川奈穂子フォルテピアノリサイタル
〜プレイエルとショパンの物語 vol.2〜
1845年製プレイエル使用

◾️2022年6月7日(火) 19:00
兵庫県立芸術文化センター 小ホール


◾️2022年7月24日(日) 14:00
タカギクラヴィア 松濤サロン

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