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香りとバレエ

木曜日の東京新聞夕刊にこんな記事を書きました。

ここで言及しているバレエはこちら。

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ヴィーナスを踊っているニニ・テイラード(1915-2018)はパリ、オペラ・コミックでバレエ・スエドワのスターだった女性ダンサー、カリーナ・アリの公演で初ステージを踏んでいます。
その後バレエ・リュスの元ダンサーだったリュボフ・エゴロワに学ぶなど、バレエ・リュスの世代のダンサーに学んだダンサーの一人です。

一番有名なのはマックス・ラインハルトによる映画『真夏の夜の夢』でしょう。ニニ・テイラードは妖精を踊っていますが、振付は実はニジンスキーの妹で大変才能のあった振付家ブロニスラワ・ニジンスカでもあるのです。

Youtubeにもあったので、是非ご覧になって見て下さい。

この『真夏の夜の夢』はモノクロ映画ではありますが、その後のリンゼイ・ケンプの『真夏の夜の夢』の煌めきと何となく通じるものがあるように思いますが、いかがでしょうか。

リンゼイ・ケンプの『真夏の夜の夢』は改装前のレンガ作りのサドラーズウェルズ劇場で見た思い出のある作品でもあります。大好きな劇場空間でした。
今の劇場もマシュー・ボーン作品を見たり、思い出のある空間ではありますけれど、趣は昔の方が好きです。劇場内にカフェや軽く食べられる場所もあって、お菓子売りも居て楽しかったのを思い出します。

つい話が香水からそれてしまいましたが…。

香り&&香水とバレエは色々関りがあるのでまたご紹介していかれたと思っています。


ありがとうございます。 欲しかった本やプログラムを購入し、Ballet Collectionの充実に励みたいと思います!