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バインミーが沢山。

この夏頃からでしょうか。

バインミー屋さん、あるいはメニューにバインミーを見かける事が多くなったような気がします。

鎌倉にはバインミー専門店もできました。
「エリぱんの旅するバインミー」


鎌倉でバインミーなら、個人的なお勧めは味覚も信頼できるネイリストさんのご紹介で知った「フォーカットゥン」のもの。

https://www.instagram.com/pho_cat_tuong/

その名の通りフォーが売りのお店なのですが、最初に行った時はフォーが既にすべて売切。もう一つのメニュー、バインミーを頼みました。
フォーを食べようと思っていたので、実は少しがっかりしながら、でした。

そして出てきたバインミーはとっても大きくて、完食は無理だな…と思ったのですが、美味しさにぺろりといただけてしまって自分でも驚きました。

やわとろに煮込まれた豚肉と大根と人参の甘酢漬け(日本でいうおなます)パクチー、きゅうりを挟んだフランスパンサンドウィッチ。お野菜との味のハーモニーで気が付くと完食、という美味しさです。

ベトナムはかつて仏領インドシナだったから、とその歴史にもちょっと思いを馳せてしまいますが‥。

忘れられない映画の一つ。ドヌーヴも素晴らしいですし若いヴァンサン・ペレーズの匂い立つような美青年っぷり、リン・ダン・ファンのベトナムの繊細でいて芯の強い少女も印象に強く残っています。

話がそれましたが。

横浜トリエンナーレの帰りに中華街に向かったのですが、そこでたまたま出会ったベトナム・コーヒーとバインミーのお店がどちらも絶品でした。東門入ってすぐなので分かりやすい場所でもあります。
パンは米粉を使っているそうですが、焼き加減も柔らかさも絶妙。
私はここのが現在一押しです。

お店は何とベトナムと横浜中華街にしかないという "カフェ・ジャン” 。創業1946年だそう。
第二次世界大戦後すぐですね。
日本語ぺらぺらのベトナム人の店員さんが色々丁寧に説明して下さいました。

珈琲もベトナムから生豆で運んで自家焙煎というこだわり(コーヒー豆だけの購入もできます)。
そしてわぁ、という濃厚さと美味しさなのがエッグ・コーヒー。作りながらお味見もさせてくれたりするのもちょっと嬉しい。
ベトナムで当時ミルクが高価だったことから生まれたそうですが、カスタード的な味わいで甘いのに後味は珈琲の良い香りで、クセになる味わい。

cafegiang - コピー

これは美味しいですし、これでいいの?というお値段。
流行って並ぶようになったら嫌だな、でもそうなっても仕方ないなと思っています。

内装も独特のかわいさに満ち溢れていますし、外には乗って写真が撮れるかわいいコーヒーカップも用意されています。

また飲みたい&食べたいお店です。

KAAT公演の時なら行かれるかな、と思ったり。

次回は未知の味のエッグビールやエッグラム、そしてそろそろ恋しくなるココアのエッグクリームバージョン(?)エッグココアも試してみたいな。


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