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変わったお茶。~その14~

2018年のギリシアは印象的な旅でした。
バレエ・スエドワ『世界創造』再現上演のために行った初めてのギリシアでした。舞台は18年前の初演をジュネーブで見て以来、ジュネーブでは野外劇場でしたから照明も音響も違い、完成度が上がっていましたし、ギリシアまで行った甲斐のある忘れられない舞台となりました。

残念ながら私はギリシア語は分からないので、図書館に通う事ができず、初めての場所なので取っておいた予備の一日を使い、数十年ぶりに丸一日のお休み、島めぐりのクルーズを楽しむことができたのも忘れられない思い出。ここは絶対にのんびりしに再訪したい!!と思ったところでした。

そのギリシアのお茶、というのは正直考えていなかったのですが、独特の珈琲にも感激しましたし(この話はまた改めて)、ハーブも豊かでした。

そして帰途の空港ラウンジで不思議なお茶に出会いました。
まず「Mountain herb」とは何かしら?と思いました。帰国してからシソ科の植物で高地にしか育たないお茶と知りました。
さらに「?」となったのはこれはこのブランド固有の方法あったようですが、下記の写真のように不織布の袋にハーブを入れて、上部の穴に木製のスティックを通すのです。その行為自体が他にはなく楽しいのも嬉しいですね。

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(こちらの写真はオフィシャルより)

缶の裏にはこんな絵での解説で言葉が分からなくても大丈夫。

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マウンテン・ハーブは飲み切ってしまって缶が残っていないのですが、他にはない野草らしい力強さとふわっと優しい香りが印象的でした。
この "ANASSA" のお茶は他のお茶もこうした袋にいれて木製のスティックを通すようになっています。少し不思議なのは袋は15枚、スティックは6本。リユースを、ということなのでしょうが本数のバランスが何とも面白いですよね。

写真のヴァ―ヴェナは日本でも時々飲めますが、茶葉の形が少し細長くて、香がよりクリアに感じます。

公式サイトは下記。

お願いすのはなかなか手間なので、日本では買えないのかな、と調べてみたら、何と! 
来年1月から下記の金沢のお店が扱いを始めるそうで、とても嬉しいです。あまりお高くないといいのですけれど、どうなるのでしょうか。

時々サイトを見に行こうと思います。




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