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バレエ・リュスと池袋?

バレエ・リュスと池袋、と聞いて何を連想されるでしょうか。

もしかしたら池袋モンパルナスを想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は違うお話し。
(池袋モンパルナスについては宇佐美承著『池袋モンパルナス~大正デモクラシーの画家たち~』がお勧めです。私は今知りましたが~遅い~今年2月の『美術の窓』誌は特集を組んでいたよう。見て見ないと!と思っています。)

先月池袋ブリリアホールで行われた『ホテルスヴィッツラハウス』はバレエ・リュスが重要なモチーフの作品でした。それを受けて、Twitterでの指摘で気が付いたのですが、「池袋でバレエ・リュスといえば1998年のセゾン美術館でのバレエ・リュス展があった」と書いてくださった方がいらしたのです。
そうだ!と思うのと同時にとても嬉しかったです!

1998年のバレエ・リュス展は私の実質的な仕事デビューで、初のギャラリートークもセゾン美術館でした。
ギャラリートークは不思議なほど初めての時から本当に楽しすぎて、参加した方の中に東勇作さんの『牧神の午後』をご覧になられたという方もいらして過去との継続も感じた、忘れられない体験でした。

これはその時のカタログ ↓

Ballet_Russes展


あまり考えた事がありませんでしたが、あの体験がなければ今の講演、トークなども違ったものになっていたのかもしれませんね。
初めての場を任せて下さった当時の展覧会ご担当の一條彰子さんにも感謝しきれない、と思う日々です。



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