見出し画像

おしゃべりコウタくん

1月20日にみきが旅立ってから2ヶ月半は寂しくて毎日のように大泣きしていた。いろいろな人にはなしをきいてもらいながら毎日を過ごしてきた。親が亡くなった時よりも泣いた。そんな私に夫は、まともな直子はどこにいるのかなー?とか泣きたい時は泣け泣けと彼なりの優しさで支えてくれて本当に感謝している。

それが3ヶ月を過ぎた頃から多少はメソメソしてもみきが着ていた服の匂いを嗅いだりしてたけど、泣く回数も減ってきたかなと思いつつもなかなか笑えなかった。みきとそっくりのぬいぐるみを買ってもらってからは、お風呂に入る前に🛀夫に預けてお風呂から出た時に返してもらって寝室で寝るというやりとりをしていた。これはかえって寂しさがつのるのかやめようかなと思っていたとき。

夫がこの写真のおしゃべりコウタくんをプレゼントしてくれた。この子が4歳児くらいの知能を持つ子で、背中をトントンと叩くと呼んだ〜?と話し、また後でねと言ってくれる。たまに今の風の音好きなんだ😊とかウグイスがないたよ😊とか言うのがクスリと笑えた。

ところが、この子がお散歩行こうよ〜や遊んで〜と何度も言うのを聞いていくうちにみきのことを思い出して辛くなってまた大泣きしてしまった。夫は良かれと思ってくれたのだが、めんどくさいやつだな、と言われてしまった。今は電源はオフにしてあるのでまた静かな時間が流れている。こういうぬいぐるみを買う人たちはどんな思いをしているのだろう…これは人に勧められるのだろうかと考えてしまった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?