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オンラインと対面の共通点。

ひさしぶりに対面レッスンでしたーーー。

ビニール越しでしたが‥‥。
(しかも、ビニールで囲まれた私の真上に白熱ライトがあってね、、、もうすこしで、わたし発芽するところでした)

で。

あらためて感じたこと。


ビニール越しと、画面越しは
距離感が似ている。


ということ。

薄い、透明の膜が1枚、あるというのは
やっぱり距離を感じます。(それが悪いということではなくて。)

で、で。だからこそ。

しっかりと、声を出すことが出来ました。
(私が)



どういうことかというと

私はね、レッスン中に結構
パワーを使って伝えすぎてしまう感があるんです。

そして「あ、いけない」って、引っ込めてしまう。ほぼ無意識にというか瞬間的に。

でも

薄い膜があるおかげで、ふわっと緩和されるように感じてね(透過率の低いビニールだったしw)

引っ込めずにいけたんです。
のびのび。


これは、すごく発見でした。

これからはどうしたって
オンライン、マスク、ビニールで
相手との距離はもう物理的に遠くなるから

そのぶん

これまで、自分の表現がオーバーすぎるかも、大きすぎるかも、って感じていた人にとっては
自由にのびのびできるんです。

相手と距離つめすぎないように、って
無意識に引っ込めてた“なにか”、、、
たとえば声や息。を、

引っ込めなくてよくなる。全てではないけど。

各々が、もーっと自分を出しやすくなるんだなぁって思います。

隠さなくていいし、隠してられない。
すてきですよねぇ‥うっとり。
個性が際立ちます。

表現をしていく恥ずかしさも、だいぶ減るのではないでしょうか。そんな予感。


ではでは今日のレッスンで
生徒さん全員の声に共通して気になったとこ。
今日のワンポイントです。

●忘れないで母音●

オンラインでも、対面のビニール越しやマスク越しでも

声はこれまでよりも聞き取りにくくなります。

特に母音は落ちてしまう。
日本語だと、子音の後にくるa i u e o ですね。
これが落ちてしまうことが、言葉の聞き取りにくさの原因のひとつです。
あと、ぶっきらぼうに聞こえてしまったり。

母音の練習は“ア”よりも
“ウ”や“イ”で発音した方が
響きがまとまりやすいので
他の母音へ応用しやすくなります。

“ウィー”でもいい。
顔面が振動するので
その振動をキープしたまま

いろんな高さの音を出してみてください。
イーイーイー
ウィーウィーウィー

顔面の振動をキープしたまま、音をつなげて。
口は横にひっぱらず、すこし縦めの形を作ります。

もちろん、声帯の筋トレにもなります。
艶やかで聞き取りやすい、感じのいい声になりますよ。





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