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新人マンガ賞で「荒削りだけどセンスが光る」と言われたい人へ①

先日また、私の教え子だった子が新人マンガ賞に入選しました!
好きなテイストがハッキリしていてとても素直な人柄だったので、色々うまくハマったのかなと本当に嬉しいです✨

関わった学生さんが入選したりデビューしたりと、とても嬉しいお知らせが続きますが、本当の勝負はここからなので是非頑張って欲しいなと思います。

そんなお知らせを聞いて思ったことがありました。
私が今、もし新人マンガ賞の審査員をしたらどういう作品に目が行くかな・・・と。

自分が応募する側だったときは、言われたことに納得がいったり行かなかったり・・・色々でした。でもその中でつかんだことは・・・

「新人マンガ賞」の入選ポイントは「小学生の絵画コンクール」と同じ

と思って、だいたい間違っていないと言うことです。

子どもの時、なんとなく分かりませんでしたか?「大人はこういう絵が好きだよね」って。大胆な構図、カラフルで力強いタッチ・・・。「子どもらしいのびのびとした・・・」という言葉を、審査員は言いたくてしょうがないのです。なぜって?・・・だってもう、自分にはそれができないから(笑)。

私は小学1年生ではすでにそのポイントをつかんでいたので、絵画コンクールやポスター公募に出せばほぼ入賞していましたし、図工はいつも5でした。まぁ、イヤな子どもですね(笑)。

だから今、子どもの小学校で教室の後ろに貼ってある絵を見るときなどは、ちょっとうがった見方をしてしまいます。「これは計算でやってるのかな?」ってね(笑)。

でも、本当のポイントはここです。
才能とセンスにあふれ、ほとばしる感性で勝手に作品がうまれてくるという天才をのぞけば、フツーの人は「計算でいいからやれる」ことが大事なのです。

新人マンガ賞に話戻すと、「荒削りだけどセンスが光る」と思われるポイントをしっかりおさえた作品を意識的に制作できれば、入賞もデビューもきっと近づきます。

では具体的にどう描くのか・・・それは②へ。


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