だから、チームが好きなんだ
昨日は、お手伝いさせてもらったイベントの本番日だった。
ひょんなことから、今講座を受講しているヘンテコレクション主宰のブランディングデザイナーテリコさんの、ブランド1周年記念特別企画イベントの運営チームに入らせてもらうことになったのが、8月末。
そこからあれよあれよと本番を迎えた。
当日は、会場総括という大きなお役目をいただき(って言ってもそんな大したことは何もしてなくて、フロアをうろちょろしてただけ)、緊張して眠れないくらいのプレッシャーを感じるかなと思っていたけど、意外とそんなことは全然なく、ただただワクワク楽しみでしかなかった。
なぜかと振り返ってみたら、チームだからだったんだろうなと思う。
私は1人じゃない、信頼し合える最高の仲間がそばにいてくれる。そんな安心感があった。
当日はじめましての方ばかりなのに、あっという間に最高のチームがそこにあった。
チームとは、自立した個人同士が、お互いの得意をシェアし合いながら、逆に苦手をフォローし合いながら、同じ目標を目指す仲間のことだと私は思っている。
(初めて言葉にしてみたけど、ずっとそう思っていたなと改めて、今噛み締める)
カッコよく昔から思ってたとかいってみたけど、正直に白状すると、昨日のイベント中「私はなんて気が利かないんだろう」って思う場面が何度もあって、その度にちょっとヘコんだ。
そして誰かに指摘されないかとちょっとソワソワしたり。
でも実際は、当たり前だけど指摘されるなんて全くなくて、仲間が自然とフォローしてくれるだけだった。
そっかこれがまさに、私が求めていたチームなんだよなって後から考えると、なぜか感動して泣きそうになる。
多分「指摘されないかな」って思うのは、会社員時代に自然と身に付いた自己防衛方法で、
ミスが見つかる→信用が下がる→次自由に任せてもらえなくなる
どこかでいつもそう思っていた。
指摘されるのが嫌とか、評価が下がるのが嫌なんじゃなくて、その先の信用が下がったら、今後仕事を任せてもらえなくなるかもしれない。ここが一番避けたいことだったんだろうな。
私はいつだって、まだ見ぬ世界に心を惹かれ、あれやこれを体験してみたくて、挑戦してみたくてしょうがなかったから、その動きを制限されることだけはなんとしても防ぎたかった。
(ただでさえ、事務職という職域にいつも制限を感じていたから、ここまで広げてきた自由区域を狭められたら、もう死ぬ!くらいに思っていた)
実際「ほら見つけた!」って言わんばかりに、ミスを指摘されたこともあった。
もしかすると相手は、もっと良くしようとして「ここにミスがあるよ!」と教えてくれただけかもしれない。
だから「指摘された」と感じたのは私なんだけど、なんだけど、ミスを指摘することで自分の方が優れている感じることを生きがいとしている、意地の悪い人も世の中にはいると思う。
(なぜなら、私の中にもそういう意地が悪い自分がいるから)
もちろん、今そういう環境のチームにいたとしても、自分の意識を変えて、働きやすい環境を自らの手で作っていくことも、もちろん可能だと思う。
だけど、昨日テリコさんが締めの言葉で、以前人から否定されたけど「価値観の合う仲間と仕事したい」と、思わず声に出した夢が叶った、という言葉を聞いて、思わずグッときて泣いた。
そうだ、私はテリコさんみたいに言葉にはできていなかったけど、本当はずっとこんな世界を探していた。
だから私は今、こんなに最高にしあわせを感じているんだなって。
この春、会社員やめてせっかくフリーランスになったんだから、与えられるのを待つんじゃなくて、最初から同じ価値観を持ち、同じ想いを持ち、一緒に同じ目標に向かって走れる仲間と仕事をしていける環境に飛び込んでいこう。
最高に魅力的で、贅沢な夢を見つけてしまった!
ここからは余談だけど…
私は個人の力なんてたかがしれていると、実はずっと思っている。
(以前はそのままネガティブな意味だったけど、今はポジティブな意味で捉えている!)
だけどその個人が集まってチームになると、単純に人数が足し算されるのではなく、多方面から掛け算されていくから、想像以上に大きな力になり、めちゃくちゃ遠くまで行けると信じている。
昨日テリコさんからもらった言葉。
もらったというより、当日配られた冊子に書かれたメッセージなんだけど、今の私にドンピシャで、仕事中なのに何度も何度も見返して、今が受け取る時かもしれないと思った。
完璧じゃないと思う私だって、チームの役に立てる方法はいくらだってある。
そんな私がいいと言ってくれる人の言葉を、ただ素直に受け取ってみよう。
まだまだだって感じることは、全然悪い事じゃない。
目指したいと思う理想がさらに先にあるだけのこと。
私には、その理想を目指せる伸び代がまだまだあるってだよね!
もっとこうすればよかった。もっとこうできたのに。と思ったら、「できなかった」って責めるんじゃなくて、「じゃあ次はこうしてみよう」と糧にするって決めた。
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