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再手術決定 術後3か月2週間目

今日、MRI検査で縫合した半月板が治癒してきているかのチェックがあった。
半月板が正常な場合は、黒く見えるとのこと。
縫合部位も綺麗に治ってきてるとわかり、
大きく安心。

ところが、これだけ術後経過していても
いろいろと不具合がでている。
具体的には
1)熱っぽく炎症が続いていて水がたまる
2)立ったり座ったりする際に、関節がうまくはまらないような痛み
3)歩いていると、膝裏と膝外側、そしてなぜか内側にも痛みがあり
  内側の痛みと膝裏の痛みはひどくなってきている
4)椅子に座った状態で足が上がらない(力が伝わらず皿でブロックされる感じで痛い)
5)階段がおりれず、坂道くだりはかなり厳しい
6)横になった状態で膝を曲げ伸ばしするにもかなりの痛みが伴う

とはいえ、日常はまわっている。
ただ、痛いし、走れず、階段も使えず、少々痛そうに歩いており
早歩きも無理という状態。
これがいずれ良くなるなら(あと数か月)、我慢もでき希望ももてるのだが、
いくつかの症状は確実に悪化してきているところが、非常に気になっていたので、今日のMRI検査で何か原因がはっきりすることを願っていた。

結果、手術をした膝外側ではなく、膝内側の滑膜が癒着していて
皿が動かなくなっているということがわかった。
だから、膝の伸展運動(椅子に座った状態で足を持ち上げる)はできず、
階段が下りれず、膝裏や膝内側などに痛みがでたり、膝裏のひっかかりが
あるとのこと。
こうなった原因は、手術や大きなけがが原因で炎症が起き、それが長引いて
癒着しやすい人が一定数いるという説明だった。
体質が絡んでいるかもしれないがハッキリした理由はわからないとのこと。

「痛みがあるということですが、術後に比べて、痛みや不具合の種類が
 かわってきてはないですか?」という先生からの問いかけがあった。
適切な問いかけに驚き、合点がいった。
5月GWあけくらいには、かなり良くなっていたのだが
5月中旬あたりから、調子が悪くなっていき、徐々に悪化している風に感じていた。膝内側の痛みは、外側をかばうために膝が内に入ってしまうような不自然な歩きをしているのか?など自問自答していた。

やっと退院できたのに、また一からなのか??問題はそこだ。

癒着した滑膜を切除して綺麗にする手術で、前回同様関節内視鏡下術。
手術後すぐから、びっこはひくかもしれないけど
荷重制限もなしで歩けるとのこと。
3週間くらい腫れや水がたまるなどがあって注射など追加の処置がいることもあるかもしれないが、通常は自然にひいて、すっきり歩けるようになるとのこと。

手術しないという選択では、
麻酔を患部にいれて緩和するケアがあるが成功率は20%程度で
すっきり良くなるという成功ではないとのこと。
保存療法として、緊急を要するオペではないので経過をみているうちに
まれに自然に癒着部位がはがれて治癒することもあるが、
どのくらいで治るか、そもそもそのラッキーがあるかはわからないとのこと。
手術しないリスクとして、癒着によって引っ張られることにより
軟骨に圧力がかかりすり減ったりするとのこと。

手術のリスクとしては、通常手術のリスク程度、
癒着が再発する可能性がないとはいえないが、
退院後、外来でその兆候がないかなどしっかりみていくとのこと。

先生のおすすめとしては、急がなくてもいいが手術をして
すっきり治して動けるようになった方がいいのではということだった。

長引いた炎症が原因であるならば、
水がたまった状態が長く続くとか、痛みがましているとか
何か違和感があったなら、診察予約に関わらず、早めに受診すべきだったのではないかということが反省として残る。
また、術後痛みがある間は言われてるリハビリ程度にとどめ
痛みを調整する(これは難しいのだけど)必要があったかもということも思った。

手術の説明を聞いて即決はしたものの
どよーーんとした想い、落ち込みが残った。
そのままの気持ちでヨタヨタと
入院前検査もほぼ済ませて
あとは来週のコロナ検査(CTとPCR検査)のみとなった。

「半月板縫合手術は、30%くらいの人が縫合部位が再度割れて再手術になると言われています。が、僕が施術した今までの患者では一例も出ていません。」という力強いお言葉があって3月に手術を受けた。
半月板は治ってきているのが確認できてほんとに良かった。

このままじゃ困るから、やっぱりきれいにしてもらって
早く走れるように、術前の悪くなる前の生活に戻れるように
希望をもって頑張ろう。

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