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通訳への想い

最近、「今ここ」を意識して過ごすよう心掛けている。

そんな中で改めて思ったことは、

通訳というお仕事は、まさに
「今ここ」への集中力が半端ないお仕事だということ。

スポーツとかもそうだけど、
昔、通訳を教えてくれた先生が
通訳は格闘技だと言っていたような…。

集中力とスタミナが要求されるからね。


「お前みたいにできない奴が通訳を偉そうに語るな」と
私の頭の中、暴走したエゴは言うけれど、

その声の威力は前より弱くなってきてる。
だから言っちゃうことにする!

通訳、それはアート

今ここで紡がれる言葉とエネルギーを受け取って
瞬時に別の言葉にする。

時間はかけられないけど
「私」という存在のエッセンスが
ぎゅぎゅぎゅっと詰まったアートだ。

通訳、それは勝負師

そんな感覚がある。
そして、負けとは、自分に負けるということ。

わからなかったり、聞き逃したり
何か「うっ」と思うことがあったとき

そこで「ダメだ!」とか「どうしよう!」という
ネガティブに負けると、どんどんそちらへ流されていく。

次の言葉も聞こえなくなる。


でもここで、役に立つのが「今ここ」のパワーだと気づいた。

「今ここ」は毎瞬終わる。

過ぎ去った一文は、もう過去のこと。

今この瞬間は、新しい私。新しい時間。

そうやって時間を、私を、切っていけば
一瞬前の過去にさえ引きずられにくくなる。

通訳、それは瞬時に決断する者

私は普段の生活で「決める」ということが
まだあまり得意ではないのだけれど

そういえば、通訳をしているときの私は
毎瞬決断していることに気づいた。


この人は何が言いたい?何を伝えたい??

メッセージの核がなんとなくぼんやりして
見えづらいときはとくに

言葉になっていない想いを探る、感じようとする。

そして、言葉を毎瞬選んでいくんだ。


これまでの人生で、通訳は2回挫折してる。

でも、こうして書いてみると、
私は意外と自分に合った仕事を、選んでいたのかもしれない。
中学生のときに。


中学3年生。進路を決めるタイミング。

私は英語が好きだったから
もっとできるようになりたくて

それで英語の最高峰の職業と言ったら、
一番に思い浮かんだのは通訳だった。

いきなり最高峰を目指そうとする野心家 (笑)

「英語を生かす職業」みたいな本も読んでみたけど
他の何にも魅かれなかった。

そして、自分に自信のない私が要人と会話したり
人前で堂々と話せるようになったら
かっこいいじゃないか!という、

良く言えば憧れ、
悪く言えば、欠けているものを埋めるため

私は通訳を意識した。そこにフォーカスかけたんだ。



挫折して、なんで通訳なんて選んじゃったんだろうって
後悔したこともあったけど、

実は、これでよかったのかもしれない。


だって今
バシャールの通訳をさせてもらえてるんだもの。

私が「本当の自分を生きたい」と強く願ったから
これが実現したのかもしれない。

本当の自分を生きる × 通訳 = バシャール

私の人生に現れたのは、この公式だった。

美しいよね。

I love it !!!

ありがとうございます。


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