ピアノ調律で困ること
私たちのカフェにはライブ用のアップライトピアノがあります。
そのため、ライブのために適宜ピアノの調律をお願いしています。
ピアノの音が揃っていく過程を聴いているだけでも、すごく愉しく、そしてとっても心地よくなります。
調律ですから、迷惑が掛からないように静かにしているのですが、実は、調律の間、音が鳴るのはあまり気にならないそうです。
もちろん、普段の生活レベルでも困るような騒音は別として、生活レベルの音が鳴るのは、調律にはそこまで影響しないとのこと。
それよりも、困ることがあるのだそうです。
それは、「室内で人が動き回ること」。
より正確に言えば、人がピアノに向かって近づいたり離れたりすること。
調律中はピアノが発した音を聴きながら調弦しているのですが、人が近づいたり離れたりすると、弦から発した音が変わってしまうのだそうです。
よく町中の救急車でみんなも経験する、サイレンの音が近づくときは高く、遠ざかると低く聞こえる現象、「ドップラー効果」といいますが、この「ドップラー効果」が起きて、合わせたい音と違う音が耳に入ってきてしまうのだそうです。
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