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「ハート」を含めた「私たちの仕組み」モデルでの「エゴ」

私が「ハートに従って生きる」を実践する際に参照している、加藤シャンティ徳子さん著の「現実は脳ではなくてハートでつくる」では、
私たちは「存在の本質・魂」+「ハート」+「感情」+「マインド(思考)」+「身体」5つの要素でできている
と定義し、5つの要素の論理モデルを用いて、説明されています。

詳細な説明は、「現実は脳ではなくてハートがつくる」のp091からなされていますので、そちらを参照ください。

5つの要素のうち、「感情」と「マインド」には2種類ある、としています。

マインドには、「ハートとつながってハートと調和している状態にあるマインド」と「ハートとのつながりを失って単独で働いている状態にあるマインド」の2つの種類があり、感情には「ハートから生まれるもの」と「マインドが生み出すもの」の2つの種類がある、と説明されています。

つまり、「エゴ」とは「エゴの感情」+「エゴのマインド」
ハートとのつながりを失ったマインドと、そのマインドが生み出した感情。
つまり、自分自身の中の、「ハートとのつながりを失って分離してしまった部分」=「分離した自分」のこと、と説明されています。
(「現実は脳ではなくハートでつくる」p104に記載されています。)

現実は脳ではなくハートでつくる」のp092のモデル図でも、エゴの感情とエゴのマインドは「ハート」とのつながりが無いように描かれています

また「感情」と「マインド」を合わせたものを「心」と表現する、と加藤シャンティ徳子さんは説明されていて、「ハート」と「心(ココロ)」を明確に分けています。

「心ころころ」などと揺れ動くものと表現される感情や思考とは別に、確固とした指針を示す存在として「ハート」がある。
この論理モデルは、「感情ではなく、意思で生きよ」といった言葉にも通ずる理解の仕方だと思います。

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