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迷いが生じたとき

山での遭難の理由として最も多いのは“道迷い”なのだそうです。

もし山で道に迷ってしまったときには、とにかく正しいルートに戻ることを優先させることわかるところまで来た道を戻るのが基本の考え方なのだそうです。来た道を戻り、正しい道に戻れば道迷いはなくなるはず。

また道に迷った時に一番大切なのはまず”焦らず、冷静に判断できるようになる”こと、なのだそうです。しっかりと不安な気持ちを抑えて正しい判断をすることが、遭難を防ぐために重要とのこと。
焦ってむやみにあたりを歩きまわったりせずに、その場で休憩をとり、行動食を食べたり水分を補給したりしてまずは気持ちを落ち着かせる。そして冷静さをとり戻したら、周囲の地形をよく観察してみる。


山登りを趣味にしていない方には無縁の話。
ですが、山登りを趣味にしていない方でも、「思考という迷いに踏み込んでしまうことはあるのではないでしょうか?。

思考という迷いに入ってしまったとき、正しい位置として戻る場所があれば・・・

本来の自分自身でもある「ハートを感じ」、「ハートの導きに従う」という生き方は、思考の迷走状態のときに、一助となります。

加藤シャンティ徳子さん著の「現実は脳ではなくハートでつくる」のp040でも、

日常の生活の中で、自分らしさを失ったり、自分が本当に望んでいることが分からなくなったり、思いやりや感謝の念が持てなくなった時は、ハートを感じるだけで、私たちのものの見方や体の状態も変化してくる、

と説明されています。

自分の思考の原点を持つことができたことは、「ハートの導きに従う」を実践して効果を感じるひとつです。

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