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潜在意識はどこにある?

ジョーディスペンザ博士は「人生を変えるための基本のツール」として、来る日も来る日も同じことを無意識に繰り返す古いプログラムを破棄して、新しいプログラムで望む人生を創造するための「具体的な5つのステップ」を提唱されています。

この「人生を変えるための基本のツール」と、
加藤シャンティ徳子さんの著書「現実は脳ではなくハートでつくる」、
そして、「思考の学校」主宰の大石洋子さんの著書「7日間でなりたい私になれるワーク」から得た智慧のピースが合わさっていくのでは?
と私は感じました。

まずは「潜在意識」というピースの合わせです。

大石洋子さんは著書の中で

思考には、顕在意識で行うものと潜在意識で行うものの2種類があります。潜在意識は意識の約95%を占めており潜在意識の中に潜んでいる思考が私たちの現実を形作っています
顕在意識で思ったことや考えたこと(まとめて“思考”とします)が、全部潜在意識に蓄積されます。そして潜在意識に一定量溜まった思考が、現実化するのです。(p6~)

と説明されています。


ジョー博士は「自分というクセをやめる」という講演の中で、

個性は、あなたが考える方法、行動する方法、感じる方法から構成されています。
だから、今ここの座っている現在のあなたは、あなた自身が人生と呼ぶ現実を創り出しました。

あなたの脳と体が常に連携しているので、あなたは自分が感じるように考え始め、自分が考えるように感じ始めるでしょう。
このプロセスを20年 30年 40年も続ける人もいます。
そして、この反復の過剰な状態が、私が「存在の状態」と呼ぶものを生み出します。
この「存在の状態」はあなたの思考と体が協力している状態。
または、あなたの思考と感情が特定のアイデアに一直線になっている状態です。
「思考は脳の言語」で「感情は体の言語」です。
人々がこの「思考と感情」「感情と思考」のサイクルにとらわれると、時間の経過とともに、体はその感情を意識的な思考と同じように記憶し、それが習慣になります。習慣とは、体が思考である状態のことです。
35歳になるころには、あなたの95%はコンピューターのプログラムのように記憶された行動パターンになります

と説明されています。

大石洋子さんの説明とジョー博士の説明を符合させると、
 潜在意識は“体”
と言えるのではないか?
と私は考えました。

そうであるとすると、“キネシオロジー”というセラピーが効果を発揮するのも、“体が思考を記憶する”ということが事実であるなら、理解できます。

ですので、
潜在意識が蓄える思考とは体に記憶された“体の思考”(感情と脳での思考の組み合わせ)
と言えるのではないか、と考えます。


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