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達人ともなれば

古泳法を習っている、というお客さまとの会話で知った話です。

いわゆる戦国時代の武術のひとつであった古泳法。
有名なのは、「水面で立ち泳ぎをしながら、筆と紙で書く」といった動作。
上達者ともなれば、それを数分単位ではなく、一時間単位でできるのだそうです。

それよりさらに上達者ともなれば、水面に浮いた状態から足を胡坐に組み、そこから上体を起こして、水面の上で座禅状態になる、のだそうです。

それだけでも想像を絶するのですが、
さらに達人の方に言わせると、
「あれは左右対称だから簡単なんだよ。
 私たちは阿弥陀ができるよ。」

つまり片方の手を胸元まであげる阿弥陀様の格好をする
ということです。

それを今でもできる方がいるのに驚きです!

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