ここで生きるためにやること

愛媛県へ移住して今日でちょうど2ヶ月。
この地で取り組む事業の全体像が固まってきた。
新年の抱負も兼ねて書き記しておきたい。

1.『デザインの民主化』に向けて

どんな人でもどんな状況であってもデザイナーの仕事を導入できる仕組みをつくりたい。

数年前にこの地にも大手広告代理店が根を張ったとはいえ、時代の質感にマッチしないデザインがまだまだたくさん残っている印象だ。

そこにはデザインを導入したくても導入できない理由があるのだと思う。
・お金の問題
・誰に依頼すればいいか分からない

これはデザインの仕事のあり方から考えないといけないように思う。
結果(売上)に繋がろうと繋がらなくとも発生するデザイン料という名の初期投資費用は見直す必要がある。

ましてや今はコロナ禍だ。
僕がコロナ禍で苦境に立たされている依頼主なら自社の売上が安定確保できない以上、100%結果に繋がるとは言い切れないデザインに投資などしない。
おそらく大半の依頼主様がそう考えていることだろう。

リスクなく導入できるなら、結果が出るまで何度もやり直す。
だからこそ互いに仕事の質を高められることに繋がっていくはずだ。
この仕組みが持続可能な企業とクリエイティブワークを生み出すことができると信じている。

この仕組みの中で活躍するデザイナーは、自身で販売チャネルとスキルを持つ必要がある。
お客様の手に届くまでをデザインするのだ。
そこで得た情報は全て「結果(売上)に繋がるデザイン」を育てるためのエサとなる。

2.『オンラインコミュニティ』運営

「デザインの民主化」を可能にするべく、日々の取り組みを常に分析して情報共有できる場をつくりたい。

次代を生きるクリエイター同士がつながり、次代を生き抜く力を勝ち取っていく。



2021年は事業を進めながら様々な検証を続け、土台をつくっていこう。
まずはここから。
取り急ぎ、飲食・観光業の力になりたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?