40年レストラン一筋

久しぶりに配達の手伝いで米子市内のあるお店に納品させてもらいそちらのオーナーシェフとお話しさせていただきました。

この方は40年間レストランで客前に立ち続けており、この道一筋はなかなかできることではないと思います。

米子駅前に大丸があってねぇあの時は..
製薬会社の接待があるときはねぇ..
バブルの時はさほどうちは変わりなかったけどそこらじゅうでキャベツを買うように不動産を買う人がいてねぇ..

自分が産まれる前の地元の話をそのシェフから聞けるって凄いことだと思います。

この40年で今の状況ってどうですか？

「狂牛病はすごく大変だったけどずっと大変。」

1980年以降で今飲食業界は最悪なのかもしれない。

ただ今慌てるのではなく、改めて弊社の存在意義を考えとにかくブレてはいけない。

使い手が喜んでもらえるような肉を肉屋として最大限の評価をし、物語や想いを伝え販売するという軸はブレることなく、この状況で何に挑戦できるかを考えて実行していきたい。

飲食店に必要とされ、生産者に必要とされる肉屋でいるためにとにかく止まらず挑戦していきたい。

シェフが作る料理を。
シェフに会いに。

これはいくら時代が進んでデジタルになっていっても変わらないし、レストラン側も目の前のお客さんを満足させるために仕込みや創作に長い時間を費やす。

今が最悪ならばその最悪の状況だからこそやれるはずのことを見つけ長い人生の経験値にしてやろうと思います。