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手放せば始まる

おはようございます、ナオキです。


昨日、2年間付き合っていた彼女と別れました。
同棲をしていたのですが、最近は関係が上手くいかず、お互いに別居している状態でした。


電話で別れ話を切り出したのは、僕の方からでした。
「別居もしちゃっているし、僕も関係を続けていく自信が持てないから、別れた方がいいんじゃないかと思っている」と話したと思います。


「〇〇(彼女の名前)はどう思う?」と問いかけると、彼女からは「ナオキさんは、今も私のことが好き?」と返答が返ってきました。


この答えを返すのに、5分以上はかかったと思います。
そして、長い沈黙の末に「ごめん、もう一緒にいるのはしんどい」と震える声で返しました。


決して嫌いになったわけではなかったんです。
むしろ、まだ好きでした。


でも僕には、「ここで言葉を濁して決断をしない方が、お互いにとって良くないはずだ」という強い決意がありました。


だから、ハッキリと伝えました。
相手が差し伸べた最後の手を、無我夢中で振り払うかのように。


その返答をした後に、彼女は涙ながらに「ありがとう」と言ってくれました。
もしかしたら彼女も僕と同じ気持ちで、僕からその言葉が出るのを待っていたのかもしれません。


こうして僕は、自分の人生にとって大切な人との関係を手放しました。


手放せば始まる


今日のタイトルの言葉は、マコなり社長という社長をしながらYouTuberをしている人が、起業10周年記念の動画で話していたメッセージです。



この「手放せば始まる」という言葉には、僕の解釈でいうと「人生は自分が大切にしているものを手放した時から好転していく」という意味が込められています。


ちょっと矛盾しているように感じるかもしれませんね。
「大切なものなら、そのまま大切にしていた方がいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。


ですが、自分が大切だと思っているものを握りしめている時、実は人は不自由さを感じています。


例えば仕事。
「今の仕事に100%満足しているわけじゃないけど、収入は大切だから辞めるわけにはいかない」と、必死に今の仕事を握りしめる。


他にはパートナー。
「今のパートナーで不安がないわけじゃないけど、今までずっと付き合ってきたから別れるわけにはいかない」と、必死に今の関係性を握りしめる。


これらのように、自分が大切にすべきと思っているものが、実は自分を縛り付けてしまっていることはよくあります。


だからこそ、僕たちにはそれらを手放していく勇気が必要です。
自分の心に正直になって、「こうしなければならない」という思い込みを手放していかないといけないんです。


その決断には、必ず痛みが伴います。
ですが、感情が動くような痛みが伴うからこそ、そこから新しい人生が始まっていくんです。


今回の経験で、その言葉の意味を痛感したので、紹介させていただきました。


皆さんには、今必死で握りしめている大切なものはありますか?
もしその大切なものがあなたを苦しめているなら、勇気を持って手放すことで、あなたの人生は好転するかもしれません。


今まで付き合ってくれた彼女に感謝の気持ちを持って、これからも前を向いて生きていこうと思います。


最後まで読んでくれてありがとうございました!

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