中小企業診断士以外の活動と資格について(その1)
今回が9日目の登場になります、中小企業診断士の山森直樹です。投稿する日は中小企業診断士の1次試験の日ですね。もう受験することもないのですが、なぜか緊張してしまいます。
さて今回は、中小企業診断士とは直接的に関係ないのですが、会社外の中小企業診断士以外の活動を1つご紹介したいと思います。
1 中小企業診断士と販売士との関わり
まず私は、中小企業診断士の資格以外にいくつかの資格を持っています。もともと(今も?)IT系を中心としたエンジニアですので、情報処理技術者試験やベンダー試験などの資格は沢山持っています。なので、中小企業診断士1次試験の経営情報システムは勉強不要な程度で満点を狙ってやっていたほどです(しかし最高96点止まり)。
その資格の中でも、私には縁のない販売士1級という資格を取りました。
ついでに、日本販売士協会登録講師にもなりました。実をいうとこの資格を取った理由は、中小企業診断士の取得とも関わっています。
私は、以前も書いたことがあると思いますが、学生時代から販売に関わるようなアルバイトもしたことがなく、会社も製造業であり、中小企業を支援する際に個人商店や商店街などの企業を支援することができないのではと漫然と感じていました。
そのこともあり、とりあえず知識を蓄えようと資格を取ったわけです。今は日本販売士協会にも加入していますが、実務経験はまだといったところです。数年のうちに小売業とか商店街のサポートができたらと考えています。
2 初めての小売業企業の支援
しかし今回、縁があって販売に関わる沖縄県の企業に対して販売士検定の直前試験対策講座をやらせて頂きました。協会からお誘いがあり、今まで一度も行ったことがない沖縄ということで立候補したら選ばれたというわけです。
私みたいに実務経験がない方は普通チャンスはないと思いますが、試験合格に必要な知識(マーケティングや販売・経営管理など)の講義ということで大丈夫だったのかもしれません。こういう機会を大事にして今後はコンサルティング活動になれば嬉しいです。
3 中小企業診断士と販売士検定の親和性
あと、中小企業診断士受験生に聞かれることの1つに、販売士検定に挑戦したいが親和性があるかというのがあります。あるかないかといえば、企業経営理論(少し)、財務(少し)、運営管理(販売の方は多少)、経営法務(少し)といったところですので、少しはあるといえます。
ちなみに、1次試験受験者で、2級狙いだと過去問6回(+α)だけやって試験に行っても合格できると思います(次は2月ですが、普通は余裕がないはず)。しかし、販売士になりたくなければ、中小企業診断士の勉強をした方が効率的です。それにしても、横浜では1日試験対策講座もやっていますので、ご希望の方は個別にご相談下さい。
ただ、1次試験受験者で余力がある(残り科目が少ないとか)、中小企業診断士以外の問題を解きたい衝動に駆られているとか(それも違うと思うがアウトプットしたいのは良いだろう)、1級については1次試験に合格して2次向けの方が知識をアウトプットしたいならお勧めできるかもしれません。
今回も長くなりましたのでここで終わりにします。ここまで、お読み頂きありがとうございました。(その2)は次回になるかは分かりませんが、いつか書きます。