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中国🇨🇳 上海から北京まで22時間半の旅🚃
北京行きの電車は上海からなんと22時間半。
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幸いにもトイレはあるため、私の心配事項は0になった。
今度こそ無事に乗り込み、出発。
鈍行で北京まで行くためこれほど時間がかかるのだ。
そして、だから安い。値段は2500円くらい。
隣の人がいたり、いなかったり。
しばらくして夜になると、人数も少なくなってきた。
ここ3時間くらいは目の前のおっちゃんと2人きり。
暇なので、話しかけてみる。
英語が通じないため、Google翻訳でのやり取りだが、北京に仕事に行くこと、家族と離れて暮らしていることなど、話をした。
そのおっちゃんがカップ麺をくれた。
一緒に食べよう、と。
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何も持っていなかった私がおっちゃんの食料をチラチラ見ていたのに気付いたからなのか真相は定かではないが、こういう優しさが心に沁みる。
2人で食べるカップ麺は美味い。
汁まで飲み干して、ありがとうを伝えた。
おっちゃんはその後、連続して空いている席を探して横になっていた。
私も真似をして、席を離れて横になりに行く。
気付いたら朝だった。
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おっちゃんもいなかった。
目の前の席に男の子2人組がいた。
こういうときにぐっすり眠れる身体で良かったなぁとつくづく思う。
ただまだあと4時間くらいある。
そこで、何かできないか考える。
そうだ。
わらしべ長者をやろう。
スタートする物はその日誕生日だった友だちから空港でもらった、その友だちの中学時代の名札。
(絶対自分がいらないものくれたよね)
友だちに誕生日おめでとうLINEをしたついでに始めることを伝える。
本人も楽しみにしてくれている。
狙うは前の男の子2人組。
日本に興味があるっぽく、お札を見せてくれ!と頼まれたので千円札をあげた。
その流れでわらしべ長者よお願いをすると、バッグを漁り探し始めてくれた。
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交換してくれたのは…
中国の昔のお札。
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日本でいうと夏目漱石の千円札のようなもの。ただ価値は22円分(笑)
でも、名札がカタチを変えた!
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そんなことをしているうちにあっという間に北京へ到着。
楽しみは自分で探すもの、作り出すものだなと改めて感じる。
どんな時間も自分次第で楽しいものに変えられる。
北京も楽しむぞー!
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