【障害ってなんだろう①】

【障害ってなんだろう①】

障害ってどこにあるのでしょうか。その人の体にある障害が障害でしょ!と思われるかもしれませんが果たしてそうなのでしょうか。一緒に考えてみましょう!

 僕は弱視なのでそのままでは文字が見えなかったり、信号が見えなしったりと生活に不自由があります。
 ですがここにある障害は僕の”目の機能”のことでしょうか?実はここでの僕にとっての障害は"小さくて見えない文字”"見えないからわからない信号”です。これは工夫、社会の理解でなくせるものですね。文字を拡大する、音声で読む、信号を音声で見るなど誰でも工夫の仕方は考えられます。

 別の例を考えてみます。

 世の中には目が悪い人がたくさんいますよね。皆さんメガネやコンタクトレンズで生活していると思います。でももし世の中にメガネとコンタクトレンズが発明されていなかったらどうでしょう。諸説によると13世紀ごろ発明されて進化を遂げて18世紀ごろに今の形のメガネになったらしいですが、もし発明されてなかったら大変ですよね。この場合は道具の発明、進化によって目が悪くて困る障害がなくなっていますよね。

 車椅子で街に出るときの障害を考えてみると、階段しかない通り道、少ないトイレ、などなど環境での障害がたくさんありますよね。

「障害」を考えてみると環境に障害があることがたくさんあります。それを工夫したり、社会の理解で無くしてもらうことでその障害を小さくしたり場合によってはなくせますよね。
 その人の体の機能のみを障害と捉えると当事者はしんどいです。どんな環境を"みんなで”作ればその障害を減らせるか?を考えてみるといいかもしれません。

 車椅子の人が階段しかなくて通れない道にスロープをつけることで、それからそこを通る車いすの人や、さらには膝が悪いなどの理由で階段が苦手な人など多くの人が助かります。 
 これは人の理解と言う面でも同じですね。

また明日少し掘り下げてみます。

#障害 #バリアフリー #社会モデル

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