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国債金利の変動について

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金利は何故動く?

皆さん、何故既に発行された国債金利が上下するのかご存じでしょうか?私たち一般人が国債を買う際の国債利回りは各国中央銀行(米国ではFRB、日本は日銀)が決定した"政策金利(FFレート)"を元に利率が決まっています。では政策金利とは何でしょう。簡単に説明しますと各国中央銀行が一般の銀行に貸し出す際の金利を指し、我々一般人は銀行を介して若干の鞘どりされた固定金利で国債を買う事になり、これが新規国債であり金利の上下はありません。あれ?ニュースで米国債10年物金利が上昇した下降したと騒がれるのは不思議だと思いませんか?これは既発債(既に発行された国債)の売買が行われている市場があり、新規国債買ったはいいけど現金が必要なので売りたい銀行も出てくる為、既発債市場で売買出来る仕組みがあり既発債が売られれば国債の価値は下がり既発債金利は上昇します。これが俗に言う金利の上下動になります。

例を挙げると利回り1%の国債を100万円で購入したとしましょう。けれども先に説明したように現金が必要となり売りたいとなった場合、金利は1%固定なのですが、その国債に魅力が有るか無いかで市場価値が決まるのは当然であり、200万円でも買いたいという人が現れれば国債の価値が上がり100万円金利1%国債に対して半分の0.5%になるという訳です。

100万円年利率1%と200万円年利率0.5%が同じである事から、金利だけ見ると上下動したように見えるからなんです。

まとめ

今後多大な影響を各市場にもたらす市場である米国債市場の動向が注目されつつある中、金利が何故上下動するのか?をメインにお話しさせて頂きましたが、何分私は銀行家や専門職ではないので間違いも有るかと思いますのでご指摘あれば嬉しい限りです。また、これからもなるべく分かり易く相場の世界をお話ししたいと思いますので宜しければ良いね!やフォローして頂けると書く気力に繋がりにますので宜しくお願い致します。Twitterもやっていますのでこちらのフォローも泣いて喜びます⇓

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