見出し画像

水産業のさかんな地域 実践記録②第2時

今回の記事は、第2時の記録です。

①前時の振り返り

 まず、前時の振り返りを行いました。
 消費量が多かったことや水産加工品などをたくさん食べていることを確認しました。
 資料①水産物の消費量
 資料②水産加工品

②水産業で働く人の人数の変化を読み取る

 今回のメイン資料である人数の変化を読み取りました。
 全体として働く人数が減っていること。
 若い人が減っていることを押さえました。

③ ①と②のギャップの違いに気付かせる。

 次に、ここまでを踏まえ、おかしな点を考えさせました。
 働いている人がへっているのに、たくさんの水産物を食べられているのはどうしてだろうという点に着目させるようにしました。
 本来は、②の時点で子供から出ていたらもっと自然な展開になったかと思いました。

④予想を立て、学習問題を設定する

 ③までを踏まえ、どうやって水産物を食べているのか予想を立てさせました。
 この時点で、子供からは予想のようなものを口にしていたので予想を書かせ、発表させました。
 「輸入をしているのではないか。」
 「とり方を工夫しているのではないか。機会を使っている?」
 といった意見や、
 「養殖をしているのではないか。」
 といった塾などで先に学んでいると考えられるような予想が出ました。
 そして予想を発表させたのちに、学習問題を設定しました。
 「水産業に関わる人たちは、どのような工夫をして水産物を私たちのもとへ届けているのだろうか。」
 以上のようになりました。

⑤学習計画を立てる

 学習問題を立てたのちに、学習計画を立てました。
 予想をグルーピングしながらまとめ、
 「魚のとり方について」
 「育てる漁業について」
 「輸入、運ばれ方について」
 の大きく3つに分類しました。
 今回の学習では、個別最適な学びを進めるということで、3つをどの順番からでも調べてよいということにし、順番を決めさせました。
 また、最後に振り返りを書かせました。

以上が、第2時の記録です。
ギャップに子供が自然と気付くことができなかった点や学習問題の文言などで反省点が多かったですが、資料を選んでいたことでおおよそ、こちらの予想通りに学習が進んでいったことはある程度見通しをもてていたのでよかったかと思いました。

では、これで今回の記事を終わります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
感想やアドバイスなどあれば是非よろしくお願いします。



 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?