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社会の授業の始まりを楽しみにする方法

この記事では社会科の授業が始まるのを楽しみにする方法を紹介します。
子供たちが毎回の授業のスタートを楽しみにし、かつ、ちょっとしたすきま時間にも使える方法です。(4、5年生がお勧めです。)

それは、地図帳での地名探しです。

やり方は、地図帳を開いて地名をみんなで探すだけです。
注意点は、毎時間行うことです。
当たり前ですが、たまにやると地図帳を忘れて出来ない子がいたり、やらないことで逆にテンションが下がってしまったりと問題が出ます。
しかし、毎時間すると子供が飽きてくる可能性もあります。
そのため、私の場合はパターンを色々変えて行っています。

パターン① 問題を出す範囲を変える。

最初は、日本地図の中から都道府県を探す。
そのあとは、県庁所在地探し、国探し、首都探し、都道府県の中から市区町村探しなどを行います。
国探しや市区町村探しでは最初は有名な国や地名など簡単なものから始めるとよいと思います。

パターン②は、問題を出す人を変える。

最初は、教師が問題を出します。そのあとは、子供に出させるようにします。早く見つけた子から出す、出席番号順や列順に出すなどがあります。

パターン③は、ヒントです。

子供は見つからないと不満が起きます。そこでヒントを出します。
市区長村を探すなら県を伝えます。国や市区町村なら近くにある有名な地名などを出します。また、続けていくうちに地図帳に書いてあるカタカナや数字に目を向けてくる子が出てくるのでそれを使って出すようにします。
そうすると、自然と5年生で学習する緯度、経度の学習にもつながってくるのでよいかと思います。
また、索引などに気付く子がいたらそれを教える場合もあります。
ヒントは、子供が問題を出しているときは子供に出させるようにしています。

ということで、私の行っている地名探しです。私は1日3問程度行います。最初は時間がかかりますが、慣れれば2、3分で終わります。
参考になれば幸いです。

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