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派遣バイトをしていた頃の話

良くも悪くもいろんな人に出会える派遣のバイト

 私は、大学生の頃日雇いでイベント運営の派遣のバイトをしていました。同時にカフェでもバイトをしていたのですが、学校終わりに数時間働くよりも、丸一日がっつり働ける派遣のバイトに魅力を感じ、最終的にはカフェの方はあまり入らなくなり、月に6回ほどの派遣バイトのみ小遣いを稼いでいました。

深い関係になれる人はほぼいない

 派遣は広く浅い出会いがほとんどで、数で言うと多くの人と出会うことができるのですが、深く関係を築けるかというと、全くそうではありません。そもそもイベントの現場も1日で何箇所かあり、派遣に登録している人も莫大な数の人がいます。そして、同じ現場であっても多くの配置があるので、それが被ればいいのですが、中々被ることはありません。そのため、ほぼ毎回が初見の方ばかりでした。

業務はむちゃくちゃ簡単

 私の派遣会社のお仕事内容は非常に簡単で、力仕事などは無く、イベントに大量に来るお客さんの案内がほとんどでした。案内と行っても「こちらで〜す」見たな感じで、その場からほとんど動かずに口を手だけで案内するので、この世で一番頭を使わない仕事と言っても過言ではありません。ですが大半が立ち仕事なので、足は普通にしんどいです。。。

 1日の流れ的には朝に7〜8時くらいにイベント現場近くに集合して、控室に行きます。そしてリーダー的な人に今日のグループと配置場所を聞かされ、時間になるとその場所に行き、業務が開始します。言われた通りにやっていたら全く怒られないですし、言われる内容もむちゃくちゃ簡単な事なので、誰でもできると言ってもいいでしょう。そして、適時休憩をいただけるので、控え室で休憩をとります。

 お昼休憩なのですが、この派遣バイトの魅力の一つでもあるお弁当が支給されるのです。これは大概の現場でいただくことができるので、本当にありがたかった記憶があります。お弁当の内容は現場ごとに異なるのですが、質素なものから豪華なものまでそれぞれです。ですが、質素であったとしても一人前サイズはあり、お腹は膨れるのでとてもありがたいことです。

人間っていいな

 そんな派遣バイトには、本当に色々な人がいます。このアルバイトは基本的に頭数が欲しいだけなので、その業務は誰でもできるようになっています。誰でもできるが故にどんな人もいます

 私の体感的にアルバイトの6割ほどが学生で、残りはこのアルバイトで生計を立てている方や、本業の合間に働いている方でした。話していると、学生と他に本業を持っている人に不快なイメージは抱かなかった記憶があるのですが、これのみで生計を立ている方には、何かしらの癖を感じる場面が多かった記憶があります。

 例えば、みんな平等に割り振られている休憩時間なのですが、その人は中々休憩から帰ってこなかったり、本当に簡単な業務なのにそのことすら指示通りにでき無い人、変なプライドから年下の私たちに対してとても威張っている人(同じアルバイトなのですが、、、)やはり長年このアルバイトのみで生計を立てている人には何かしらの共通点がある、と感じずにはられません。(もちろん中にはとても良い人はいます。全員というわけではなく、癖がある人と無い人の差が大きすぎると感じました)

おすすめ度★★★☆☆

 良いお小遣い稼ぎにはなるので、おすすめではあると思います。

 業務があまりにも退屈であったり、深い人間関係が築きにくいこと、多種多様な人に出会えること、学生におすすめするとしたら総合評価は★3くらいですかね。もちろんこれで生きていいる人たちもいらっしゃり、いくら簡単とはいえ、雇用を生み出している立派なお仕事です。登録制がほとんどなので、登録していても損は無く、たまにお小遣いを稼ぎに行く程度で十分かなと、私は思いました。


 


 


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