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UberEATSは配送料380円だけなのか

UberEATS使ってますか?
ローンチの際には1500円クーポンを配りまくったり、500円オンリーメニューを出すなどの札束で殴るマーケティングが印象的でしたね。

さて、UberEATSではある時期から配送料380円がかかるようになりました。実に妥当ですよね。ただ見ていると若干各メニューが高いような気もします。本当に380円高いだけなのでしょうか。
調べてみると店舗ごとにUberEATSのメニュー戦略が違うことが分かってきました。

恵比寿ガーデンプレイスに出来たBRICK ENDにあるハンバーガー屋さんですね。バンズはふかふか系。原宿店は、グルメバーガーの火付け役で大人気店ですよね。こちらは店頭との価格差はないのですが、店頭だとオプション扱いのフレンチフライ(+200円)が、UberEATSではセットのみになっています。

※2018年2月15日にUberEATSで確認 / 店舗価格は2016年11月の食べログ投稿より確認

白金・広尾・恵比寿と、近い地域に店舗を展開しているハンバーガー屋さんですね。バンズは外側がサクサク。内装の作り込みめちゃ上手ですよね。どの店舗もペット可なのも嬉しいポイントです。また、恵比寿3丁目にあるサンドウィッチ屋さんも系列店となります(街のパン屋さんがあった物件にサンドウィッチ屋さんが入ったのが印象的ですよね)。
さて気になるメニューは価格差なしでした。

※2018年2月15日にUberEATSで確認 / 店舗価格はオフィシャルサイトのTAKE OUTメニューで確認

目黒の庭園美術館側のエリアにあるDINER。車で目黒トンネル抜けて五反田方面に行く際に気になるお店ですよね。タイミングがなくまだ行ったことはありません。
価格差は200円程度でした。店頭でもTAKE OUTできるので、ご近所の方は店頭に行った方がお得ですね。

※2018年2月15日にUberEATSで確認 / 店舗価格はオフィシャルサイトのTAKE OUTメニューで確認

ハンバーガー屋さんばかりですね。中目黒の商店街の突き当たりにあるお店です。クラフトビールもかなり推しています。バーガー好きの方から「おいしいよ!」と聞いて1度行くも満席でした。残念。
こういう時こそUberEATSしたいのですが、510〜660円の価格差があります。かなり違いますね……。実際に注文した訳ではないので、店頭の商品内容とUberEATSで届く内容が同一なのかは分かりません。

※2018年2月15日にUberEATSで確認 / 店舗価格はオフィシャルサイトのDINNERメニューで確認

権之助坂の途中にある隠れ家バーなのですが、ハンバーガーが美味しいことでも有名なお店。バーとカレーの組み合わせはよく見ますが、ハンバーガーは珍しいですよね。
価格差は約600円と、かなりの違いがあります。但しバーで数杯飲んでバーガーを食べると、もちろん2000円じゃ済まないので、むしろ手頃かもしれません。

※2018年2月15日にUberEATSで確認 / 店舗価格は2012年2月の食べログ投稿より確認(ランチメニュー)。ランチタイムに営業されていたかなり昔のメニュー画像のため、店舗価格が実際よりも安くなっている可能性も大です。

すっかり最安バーガーですが、日本一号店は銀座なんですよね。アメリカ文化の切込隊長として日本に与えた影響は計り知れないものがあります。日本法人の初代社長・藤田さんもパンチのある発言も有名ですよね。
さて、価格差は一律60円。これ多分、UberEATS経由ではないマックのスタッフが配送する商品でも一緒な気がします。

※2018年2月15日にUberEATSで確認 / 店舗価格は個人のブログで確認

ついにハンバーガーコーナーを終えてカレーです。あのGHEEの系譜にあるカレーを食べられることでもお馴染みですね。店舗に行くと、常連さんが1人でジントニックを飲んでたりして、カレーとバーの中間のような存在なんだなあと思いました。価格差なし

※2018年2月15日にUberEATSで確認 / 店舗価格はオフィシャルサイトのメニューPDFで確認

かなり早めの東京進出を果たした札幌スープカレーですね。恵比寿で長く営業されています。こちらもペット可なのですが、ペット可 + 喫煙可能エリアが同じ2Fのためタバコの匂いが気になるのが難点。地下がライヴハウスで、ドコドコと振動が伝わって来るのは愛嬌。内装はカフェっぽいのですが、入り口に漫画が置いてあったり、抜け感が心地よいです。
価格差は220円。容器代と考えると妥当でしょうか。豚角煮、スープに角煮の甘さが混じっておいしいんですよね。

※2018年2月15日にUberEATSで確認 / 店舗価格はオフィシャルサイトのランチ以外メニューで確認(ランチタイムは更に80〜100円引き)

サラダ来てますよね。野菜は価格の変動も大きい上に、足が速いので飲食店にとっては難しい気がするのですが、なんのそのですね。こちらのお店は、焼肉で有名なふたごの新業態になります。
価格差なしでした。

※2018年2月15日にUberEATSで確認 / 店舗価格はオフィシャルサイトのメニューで確認

チョップドサラダといえばこの店舗。シグネイチャーのメニューが美味しいんですよね。穀類などの炭水化物も入っているので、お腹いっぱいになれる上に、なんとなく体に良い気がする嬉しさはプライスレス。
ウェブサイトを見てみると、大企業や外資資本でもないのにも関わらず、採用コンテンツにすごく力を入れているんですよね。アルバイトのキャリアアップなども丁寧に説明されていて、細部まで行き届いているなあと関心しきりです。
気になる価格差は520円(但し大盛り!)。大盛りはオフィシャルをみる限りは無いので、UberEATSだけなのでしょうか。「値段が高いことを気にしない層」も多そうなので、大盛りにするというのは理にかなった戦略かもしれませんね。

※2018年2月15日にUberEATSで確認 / 店舗価格はオフィシャルサイトのメニューで確認。価格差が520円だが、UberEATSでは全てラージサイズ。

さて、いかがだったでしょうか。とりあえず10店舗調べて見ました。
価格差なし : 3店舗
セット・ラージメニューのみ : 2店舗
価格差あり : 5店舗 という結果になりました。


飲食店と配達サービスの関係性、なかなか難しい舵取りですよね。これまでの宅配と違うのは「実店舗のあるプレミア感」だと思います。
今後、UberEATS / Fine Dineなどを主な収入にした「実店舗は小さくして、ショールーム化する」なんていう戦略のお店が出てくるかもしれませんね。

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