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理想をカタチにした会員制の小さなワイナリー


「一年に一度、ワインをお届けします」


側からみると私たちのワインづくりは
少し非効率で小規模すぎるかもしれません。

しかし、理想としているワインを
つくるために妥協はできませんでした。

一年の大半をぶどう栽培に費やし、
コツコツと畑に足を運んでぶどうと
向き合うことが最も重要な仕事になります。

私たちにとって、
その年々でベストだというワインづくり
を行うために必要なのは、
大規模な畑や最新の醸造機器ではなく、
全てのぶどうの状態を確認できるほどの大きさの畑と、
そこから収穫したぶどうの状態に合わせて、
極めて繊細な調整ができる手に馴染む手動の醸造機器でした。

ぶどう栽培やワインの醸造はもちろん、
ラベル貼りや、蝋キャップ、包装まで、
全て栽培醸造者2名で責任を持って行っています。

そうやって一本一本愛情を込めてつくることに
価値があると考えています。

ですので、
私たちが毎年つくり出せる量は非常に少ないです。
本数に直すと年間約8000本程度が最大でしょうか?

それくらいミニマルに、
子育てするように、
愛情たっぷり注いで育てています。

メンバーシップ制のワイナリーとして、
定期購入メンバーの方へ
毎年一度ワインをお送りいたしますが、
そのメンバーの枠も
ぶどう畑の樹々が育っていくに合わせて徐々に増やし、
最大2000枠くらいが上限になると思っています。

そして、
私たちの理想とする[物語がいっぱい詰まったワイン]は、
作り手の私たちと共に一緒に歩んでくださる
飲み手の皆様がいてはじめて実現します。
生産者と購入者という切り離された
従来の枠にハマることなく、
[作り手]と[見守る飲み手]という新しいカタチ、
ある意味共同体のようなカタチが必要だと考えました。

もし、
想いに共感してくださる皆様と共に
毎年の物語を共有できれば、
私たちにとってこれほど嬉しいことはありません。


ワイン農家 ドメーヌ ピノ・リーブル →

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