見出し画像

自分への「疑い」はやめられるのか?

自己疑念は多くの人を悩ませる厄介ものです。残念ながら自己疑念は決して消えることがありません。

でも、だからこそ。どのようにして自己疑念を活用して、やる気を引き出すのか、ということに意識を置くことが大切です。

自分への疑いが晴れない… はぁーやっぱり僕はだめな人間なんだ。
なんて思う必要はありません。

自分への疑い、を含む「思考」や「感情」は僕たちのチカラではコントロールすることができません。ですからそれを受け入れて、自分の成長にどう生かすのか、どう行動に結びつけるかがとても重要です。

自分にできるだろうか、このままでいいのだろうか、などは

僕の頭の中には頻繁に流れる言葉ですw

朝起きて服を着るときには、今日はこのジャケットでいいのだろうか、などと考えることもあります。髪型はこれでいいのかと思うことすらあります。

自分への疑いをいつまでも引きずっている人、それを行動しないための言い訳として使っていたときだってあります。

これは僕が、「怠惰」だとか「怠け者」だから、と言うわけではありません。自己疑念を持つこと自体が「困ったことだ」「間違いだ」「排除しなければいけないことだ」と思ってしまう、

その思考がさらに行動を抑制してしまいます。


今回はこの自分への疑いに対して、どうしたら勇敢に立ち向かうことができるのか、自己疑念をどうしたら前進するためのエネルギーに変えることができるのか、それを具体的な対処法としてお伝えします。


1、『自信』の意味を、新定義する


僕には自信がない、
もっと自信があればできるのに、
もっと自分を信じることができれば大きく踏み出せるのに、

いつも自分を安売りしてしまう、
自分を褒めようとしない、
自分を信じていない

といっている人は
本当の『自信』と言う言葉について理解をしていません。

自己疑念を受け入れるためにはその反対の言葉である、『自信』という言葉の意味を明確にする必要があります。

さて、あなたにとって自信とは、どんな意味だと思いますか?
自分を信じるとはつまりどういうことでしょうか?

ハイパフォーマンスの領域では、自信にあふれた状態と言うのは、

「自分は何が起きてもそれを解決できると言う確信を持っている」

ことです。

なぜなら、誰も未来に起こることを予測はできません、つまり自分ができるかできないかなど、わかるはずもないのです。それなのに「自分にはできる」とただ真っ向から言い聞かせるのは矛盾ですよね。

また、そこで「できないのでは」と言う言葉にエネルギーを注いでしまうと、今度は、自分を疑ってしまうことにつながります。

でも、こう捉えたらどうでしょう。
どんな困難があるかもしれない、未知に対して恐怖に怯えることがあるかもしれない、でも自分はそれを解決できる。

思い出してみてください。

あなたは「想定もしていなかったことが起きて、準備もしていなくて、でも本気で取り組み解決することができた」と言う経験を持っているはずです。

人生はこれの繰り返しです。全てが想定通りに行くことなどありませんし、そんな人生は面白くもなんともありません。

想定外の連続を、どうにか対処して、解決してきたことの積み重ねで今のあなたがあるはずです。

ですからあなたが考えるべきは、未知のことに挑戦して乗り越えた、やり遂げたときのことを思い出すことです。

ここで2つの選択肢があります。自分への疑いが心の中に現れた時、

・自分に足りないものを心配するのか
・何かを乗り越えたり克服したときの記憶を呼び起こすのか

どうなるか分からないし、どんな現象が起こるのかも予想つきません。でも自分には、何が起きてもそれを乗り越えるだけの力がある。と根拠のない確信を持つことです。

これまでも大変な状況を何とかしてきた。全くわからないことでも、できるようになった。どうしようもないトラブルも、乗り越えてきた。

たとえ怯えたとしても、たとえ恐怖を感じても、私は何とかできる、私にはなんとかするチカラがある。

そういった、「未知の遭遇を受け入れられる姿勢」「何とかできるという自分への信頼」を持つことが、『自信』という意味です。


自分を疑ってしまうことがあっても、何の問題もありません。これまで何が起こるかわからなかったことを、克服したことを思い出してみて下さい。


今回はこの辺で!

2つ目以降はまた次回の投稿で公開しますねm(_ _)m


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?