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クリティカルシンキング-part6

さて、今回はクリティカルシンキングの3つ目のポイント『手段を多く持つこと』について更に詳しく解説していきます。

情報収集することを忘れてしまうと、人々はすぐに無茶をしようとします。

かつての僕はまさにそうでした。(今も、しっかりと『たずな』を握っていないと危ういのですが・・・)

色々と調べる前に、勢いだけで『スタート』をしてしまうと、『短期的な成功』にしか目が行かなくなります。

前回お伝えした、極端な結果、つまり『白か黒』しか、目に見えなくなるのです。


私は今は、日頃から徹底的に調べる研究者気質なので、以前よりも人生が豊かになっているとしたら、その要因はそこから来ていると思います。

私は北海道の函館市出身の田舎で生まれ、大人しくて、人聞きの良い、なんの遜色も無い、普通の子供として成長しました。

でも、道産子(北海道の人を「どさんこ」といいます。→道産子という北海道に生息する馬の名前が由来)の一生では終わりたくないと思い、外の世界に出ることを考えました。

(地元を馬鹿にしているのでは決してありません。外の世界を知りたい、という意欲が高かったんです)

そして私の人生を、『探求してみること』『どんな世界があるのか?を見ること』に費やすことにしました。

そのおかげで、一般的に『普通』と呼ばれるものがわかった気がします。そして社会での経験を積んだことで、多数派が『正しい』部分と『圧倒的に間違っている』部分を知ることが出来ました。

このことで、『普通の人生』から『自分の基準』に向かう道が見えてきて、僕はみずからの人生を『選択』するようになりました。

研究したり、経験をしなければ、これらの選択をすることすら頭にはありませんでした。

起業しようとしている人、初めて自分のチームを持とうとしている人、初めてマネジメントをする時、それをすでにしている人が

『なぜそれをしているのか?』『今、どんなことをしているのか?』

を調べたり、話を聞きに行くことをおすすめします。

今あらゆる組織では、事前の情報収集など徹底的に行われています。

でも、おおっぴらにそんなことは言わないでしょう。なぜなら『情報』がこの世界の、最も重要な『価値』であるからです。

常識や手段を知らずに、極端に突き進んでしまうと、所詮『我流の素人』にしかなれず、簡単な情報に流されます。

何年も何年も苦労して知見を得た人たちの『知恵』を学びましょう。それがあなたの進むべき方向を示してくれます。きっとそれは本当にあなたの役に立つことでしょう。

きっとあなたの人生というゲームを変えてくれると思います。

私の悪い例をシェアしたいと思います。ちょうど今取り組んでいる事業のプロモーションとして、『キャッチコピー』を考えていました。

その日私は、これだ!と思えるアイデアを思いついたのです。

思いついた考えに興奮して、早速ページを作りました。

でも、、数分経ってから急に不安になってきたんです。『これは自分の意見だけで進めていないか』と。

ちょうどクリティカルシンキングについて学び始めたところだったので、客観的に見て、これが上手くいっているかどうか、『どうして自分が分かるのか』と自問しました。

そして私は、他のプロモーション事例をあまり見ていないこと、自分と似たようなステージの人達のコピーライティングも読んでいないこと、本を読みながらやっていないこと、友達の意見すら聞いていないこと、メールすらしていないことに気づきました。

自分の落ち度がどこにあるのかさえ、分からないことに気づきました。

この気づきがポイントです。

いい仕事をしているかどうか、自分では分かりません。分かるわけないのです。

情報にあふれた社会において、私はその情報すら集めなかったんです。


こうして、『コレは良い!』という極端な考えが生まれてしまいました。

極端な人は、商売を始めるとよく破綻します。なぜなら彼らは、他の人たちのやり方を理解していないからです。


実際に僕が、そうしてビジネスを破綻させた経験があるのです。

https://note.com/naohirokamaka/n/nb1c18bb5905c

この時は、まさに『誰にも相談せず』『情報を徹底して調べず』、我流でビジネスを進めてました。

僕がビジネスで、パラレルシンキングやクリティカルシンキングを持って人々に接触したり、関係を持つことを学んだことです。

先程お伝えしたキャッチッコピーは、30名ほどが在籍するコミュニティに投稿して具体的にはどうすればいいか意見を求めました。
たくさんの返事がきたのですが、やはり『自分よがり』の考えだったことに気付かされました。

その時の様子はこちらの記事に書いています↓



今回はこの辺で!

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