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ストーリーの書き方

ストーリーの書き方

セミナー、ウェビナー、オンラインイベント、コンサル、セッション、オンライン教材などを販売するランディングページの基礎6つのパーツ。


今回の「ストーリー」のパーツについてです。


 1、ファーストビュー
 2、お悩みリスト
▷3、ストーリー
 4、ベネフィットリスト
 5、オファー
 6、追伸


『ノウハウは飽きられる
ノウハウは褪せてしまう
でもストーリーは…
人の記憶に残りそして何度も
繰り返し魅了することができる』

というのが私の持論です。


ストーリーというのは常に人の
心に残りますし、ノウハウと違って
常に本質的なことを教えてくれます。


世界で一番売れている書籍は
「聖書」ですが、

新約聖書はイエスに関する
多くのストーリー(弟子の言い伝え)の内容が
書かれています。


ストーリーは古くから使われてきた、
何かを伝える上で、とても有効な手段です。


僕には、
八歳(小学2年生)の息子と、
五歳(幼稚園年中)の娘がいますが、

子どもたちに何かを教える時に
「ストーリー」はとても有効です。


ーーー
「家のお手伝いをしなさい
 そしたらお母さんが喜ぶよ」

ーーー

と言っても、大抵のやんちゃ坊主、
やんちゃガールは話を聞きません。


でもこういったらどうでしょう??

ーーー
「二人の男の子の話をするけど、
 聞きたい??
 
 A君はお手伝いが大好きで
 何でもすすんでお母さんのお手伝いを
 しているんだ。

 だから、いつもお母さんから”ありがとう!”
 と褒められていて、A君もとても幸せな気持ちでいます。

 でも、もう一人のB君。
 お手伝いが大ッ嫌い。
 いつも、自分のことばかり考えていて、
 お母さんもお手伝いしてもらえないのが
 分かっているから。呆れている。

 B君は自分さえよければいいと思っているから。
 実は友達がすくなくて、寂しい思いをしている。

 さてここでクイズです。
  
 どちらがお利口さんでしょうか??

 〇〇くん(〇〇ちゃん)はどっちになりたい?」
ーーー


きっと子供に
話を聞いてもらえるかもしれません。


つまり子供も大人も
ストーリーが大好きで、
ストーリーからは学びを得やすいのです。

ということで。


ここからは
具体的にランディングページを書く時のストーリーには
どのような要素を含めたらいいのか?ついてお伝えします。


それがこちらです↓

ストーリーの作り方事例.002


これらの事に関する
「あなた(講師・著者・サービスを提供する本人)の体験」をストーリーで書きます。


[含めると良いもの]


・悩み、読み手が変えたい日常は?

これは、「自分が悩みや不安を抱えていた過去日常」を書くわけですが、
訪問者(読者、お客さん)にとっては、今の日常になります。

つまり、
自分はこのような過去を過ごしていたけど、
「ある時」この商品・サービス(もしくはその原形)に出会って、
人生が変わった。

というストーリーを描く必要があるので、
その出発点の自分を描くことで、

読者は
「かつては自分と同じ悩みをもっていたが、改善した人」
として、あなたを認識します。
このことで「共感」と「期待」を感じてもらいましょう。


・どうやってそれを手に入れたか?

次に、あなたがその商品・サービス(もしくはその原形)と出会った
時の様子を語りましょう。

例えば、

「私は、恐る恐る、そのセミナーに行きました。
 するとどうでしょう。
 沢山の自分と同じ悩みや価値観を持った仲間と出会うことができ、
 さらにその後の未来を変える学びと出会いました。
 それからというもの・・・」

といった具合にです。この時のポイントは、
あなたが相手にしてほしい行動をそのまま書くことです。


・真の問題は?

読者に対するリーダーシップを取る場面です。

実際に自分が勘違いしていたこと、
例えば、

「私はその時、上辺だけの解決法に満足していたことに気づいたのです。」

というようなストーリーを語ることで、
今「かつての自分と同じ用に勘違いしている」読者に対して、
根本的な解決策(真の解決策)を提示しましょう。

そうすることで、読者は「あなた」から学ぶこと、
あなたが提供している価値こそが
本当に必要なものだと「自然に」理解してくれるでしょう。


・どうしたら解決できる?

次に具体的な解決策を提示していきます。

この時に重要なのはだらだらと順番に語るのではなく
全体像を見せてあげることです。

おそらくそれは
三つのステップや
五つのステップ、
もしくは論理立てられたマップや図といった形で、
体系化され、視覚化されたものであれば尚良いと思います。

これとこれとこれを、この順番でやれば、
あなたは悩みを解決できますよ。

と納得してもらい、感情的にやりたいと思ってもらえるようにするのが目的です。


これもあなた自身がかつて、
悩みを解決する時に踏んだステップ・手順をベースにした、
ストーリーを述べてください。


・解決したらどうなる?

次に、 あなたはその悩みの解決をして、今どのような暮らしをしているのか、
毎日どのような心、体、で生活をしているのか。

周りにはどのような人たちがいて、
かつての自分とどのような違いがあるのか、についてありありとイメージできるようなストーリーを書きましょう。


これらを書く上でのポイントは次の通りです。

ストーリーの作り方事例.003


[ストーリーを書く時のポイント]

・ストーリーが無いと読まない

これは冒頭から述べていますので、ぜひ心に留めておいてください。


・読みやすさ、理解しやすさファースト!

よくストーリーを書く時に、
時系列で、自分の身に起こった事を一つ一つ丁寧に書いている人もいますが、
そうすると、 結局何が言いたいのか、が伝わらなくなってしまい。

言いたいことをただ言っているだけの、
つまらない文章になってしまいます。

ですから、まず何を伝えたいのか、と言う上記のプロットに沿った
メインメッセージ・メインテーマ・結局何が言いたいのか、
を明確にして、

そこから逆算して、
『 じゃあここは過去の体験のこの話を書こう!』

というように、 パーツを組み合わせて魅力的な文章を作りましょう。

・無駄な情報を省く


言葉をとにかく削る、
9割削るという意識で、書いた後の文章に自分自身でツッコミを入れてみてください。


「この文章って本当に必要なの?
 なくても理解できるんじゃないか??」

という具合にです。


・抽象度を上手く使う

これは少し複雑に感じるかもしれませんが、
抽象度を上げたり下げたりすることで、相手にとって共感を生みやすい文章にしていくことがポイントの一つです。

例えば、

先ほど述べたこちらの文章ですが、
ーーー
「私は、恐る恐る、そのセミナーに行きました。
 するとどうでしょう。
 沢山の自分と同じ悩みや価値観を持った仲間と出会うことができ、
 さらにその後の未来を変える学びと出会いました。
 それからというもの・・・」
ーーー

実際にあなたがセミナーを販売している場合は、

このストーリーを伝えることで、
「私はセミナーに来て、悩みを解決することができた
 だからあなたもぜひ私のセミナーに来てください」

と言えるのであれば、『セミナー』という言葉を使うべきです。


でも、あなたが販売しているのが、
音声教材だった場合、セミナーという言葉を使うと、
少しずれが生じる場合があるかもしれません。

その場合は

「私は、悩みを解決するために
 とにかく色々な人に会いに行き、
 自分が憧れる生活をしている人の考えに
 どっぷり浸かるような、生活をはじめました。
 するとどうでしょう・・・・」

というような形で、

『音声であれば常に、
成功者の考えにどっぷりと脳みそを浸すことができますよ』

などという流れで、
実際の商品・サービスに、結びつけることができるのではないでしょうか。

是非これらのことに意識を置きながら、

あなたが
「書いていて面白い」
「思い出しながら書いていたら、知らずに涙が出てきた」

となるような、

文章を書いてみてください。


それではまた次回^^


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