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クリティカルシンキング-part4

クリティカルシンキングの実践法、Part4となりました^^

前回は目標、目的を賢く設定しましょう!

という話でした。これはまとめると『優先度』をしっかりと考え『最も効果的な目標や目的を第一に』考えることです。

さて、今回はなぜ、目標や目的の設定が、ビジネスや人間関係に影響を及ぼすのか?
についての例を挙げたいと思います。

僕の知り合いで、同時にオンラインでの集客を始めたAさんとBさんという2人のコンサルタントがいました。

二人はそれまで、クライアント数も月収も同じくらい。
ビジネスモデルも同業ということもあり、全く同じでした。

しかし、二人がオンライン集客を始めてから10ヶ月後。

Aさんの収入は月200万円。
Bさんの収入は月50万円。

Aさんの労働時間は一日3時間
Bさんの労働時間は一日8時間

Aさんのオンラインからの収入の割合は90%
Aさんのオンラインからの収入の割合は20%

という状況になっていました。

実力が変わらなかった二人に何が起きたのか?

2人共、スタートしてから、オンラインの集客について調べ、そして似通ったWeb集客の塾に通いました。

そして、3ヶ月後に無事に塾を卒業。2人はそれぞれ、一人でオンライン集客を行うのは難しいと考え、ビジネスパートナーを探します。

そして、同じタイミングで優秀なWebマーケターに集客を協力してもらうことが出来ました。

しかし、この時を境に二人は別々の道を歩みます。

Aさんは、Webマーケターと共に、集客の仕組みを構築しながら、
お客さんからの声を敏感に聞きながら「商品開発」を進めて新しい企画を進めました。

しかし、Bさんは目の前のお客さんの対応に追われながらも、商品を作ることをせずに、とにかく新規集客に追われていました。

一方Aさんは、お客さま同士をつなげたり、様々な交流イベントをして
『コミュニティ化』を成功させ、リピート率も上がっていきました。

しかし、Bさんはまだ新規集客のことしか、手を付けられず、毎月の集客に追われているばかりでした。


・・・

さて、いかがでしょうか?
ここでの教訓は『リピート率』を上げるために、何をしたか?

ということです。これはビジネスを成長させるためにはとても大事なことですが、『目標・目的』に設定していなければ、Bさんのようにいつまで経っても収入や自由が増えない構造になってしまいます。


間違った目標設定をすると、それに向けて無駄な時間と労力を費やします。

そして、望んでもいなかった場所に行き着くことになります。

目標を立てた後で、なぜ私がそんな目標を立てたのか分からなくなることはありませんか?それは、あなたにとって正しい目標、目的ではなかっただけのことです。


僕がこの話をするのは、クリティカルシンキングにおいて、『仮説の選択』や『言語の選択』は、結果よりも重要だからです。

目的は何かという一点に、ぜひ全てのエネルギー注いでください。

意識せずとも、目的に集中できるようにすることが重要です。このためには、些細なこともよく調べなければなりません。どんなに些細なことも、きちんとリストアップして、目標への一要素としなくてはなりません。

そうすると、様々なことに気付いたり、目的に基づいて物事を取捨選択し始めるようになります。

その目標や仮説、自分が何を求めているのか、何について考えているのか、あるいは何を探求しているのかに基づいて、物事をつなぎ合わせたり、取り除き始めるようになってきます。

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人生で最も重要なのは、
最も重要なことを
最も重要なこととして保つことです。
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という言葉がありますが、本当にそのとおりだと思います。

視野が狭くなると、自分が焦点を当てた、目の前の範囲にしか物事が進まなくなります。全てが、自分の設定した目的と、その結果に向かうばかりになるのです。


これからの世の中は、これまでにないほど、全てが意識的に、あるいは無意識的に流れていくと言われています。

あなたが目標に基づいて人生を生きてきたとして、少し立ち止まって考えて欲しいです。

では、その目標は自分で選んだものですか?ほとんどの人は、親や先生の目標を、自分の目標と思い込んでいると思います。

子供の頃の記憶や、所属していたコミュニティや、ニュースでみたことや、頭の中にあったことを自動的に目標として設定していて、自分が望んでいないことだったのだと思います。


この不確実な世の中であるからこそ、成果や目標や願望に対して、意識をもって自分で決断しましょう。

反応によって、人生を生きないようにしましょう。

あなたの人生の物語を、行き当りばったりの、つまらない日記のような文で創るのではなく、まず『どう生きたいのか?』その『構造』を創り上げましょう。

この基本構造がなければ、この物語は50~60ページも間違った方向に進んでしまいます。

全部書ききっても、何も残らないのです。何度も書いても、そこには何もないことに気づいて、やってしまったことが何もかも消えてしまいます。

ぜひ、何を目標に、何を目的にするのか?について熟考してみてください。


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