子供の可能性が怖い

子供、可能性ありすぎないですか？例えるなら、真っ白なキャンパス。新品のスポンジ。秋の抜けるような青空。早朝の真冬の体育館・・
子供が吸収力が高いってのは知ってました。でも、今年クエンタスイウノアニョスになる私も、負けてないって思ってたわけですよ。子供の心は持ってるわけですから。むしろ5歳くらいから成長してないような気さえしてるんですから。

しかし、いざ毎日子供と暮らしてみると、なんということでしょう！昨日は「到底できそうになかったこと」が、今日はスンナリと出来てるんですよ。一回聞いただけで覚えてたり、記憶力もめっちゃいい。私が何年も覚えられない坂道系の子たちの名前も、その気になりゃすぐ覚えられそうな勢い。全然違うんですよ。やっぱ子供ってすげぇよ。

3歳の娘の底抜けの吸収力

先日、娘が急に「テンキューマミー」って言ったんです。て、テンキュウ？なにそのネイティブ発音？どこで勉強してきたの？簡単な英語の教材やってる時に、「トtuメィトゥ」「マィアｒェン」とか言ってるんですよ。「マィアｒェン」は私は発音できません。メロンのことなんですけどね。
そうと思えばある日は、「ブンブンブン、ハチがとぶ。お池のまわりに爆弾落として」って物騒な歌を歌ってたんです。
怖い。この吸収力が怖い。
良きも悪きも、どんどん毎日色んなことを凄まじいスピードで飲み込んでいく。
なにが怖いかって、こんなまっさらなスポンジみたいな我が子に、私がなにを与えてあげられているのか？と、思っちゃうんですよ。
一日中英語でしゃべるようなキンダーガーデン行ったら数ヶ月でペラペラになりそうなこの若き才能を、私が潰してしまってないか？

今我が子は毎日保育園に行き、特に習い事もしてません。しかし、3歳。プロフィールに「3歳から〇〇を始めた」ってよく見る3歳。謎のプレッシャーがあるんですが、日々の忙しさと1歳の子育ても同時にある今、しっかりと「この子の将来」を考える時間を持っていない。いや、考えてるんだが、足りないのか？もっと周りは考えているのだろうか？？
娘は毎日楽しそうだが、前述の通り、環境によってはネイティブの発音も身に着けられるし、物騒な替え歌を歌うのも、どんどん吸収している。
昨日は「答えはCMの後で！」って言ってた。

高額な幼児教育が私をビビらせる

この前幼児教育のイベントに参加してみたんです。簡単に体を動かすような。そしたら資料と一緒にもらった、大量の習い事チラシ。
「体幹を鍛えるウンチャラナンチャラ」「所作が見に付くナントカ」「ＩＱが高くなる幼稚園」・・・
すべからく高額。セレブが行くやつ。
今までなら、「こんなんセレブが行くやつや」と言って裏紙コーナーにダンクシュートでしたが、うーんと考えてしまいましたよ。
私、この子の才能、伸ばしてあげられるのか？親としてはなんかもっとクリエイティブな習い事させたほうが良いんか？そこに・・愛はあるんか？