いざ、下剋上!
「あなたの青春は何ですか?」
そんな問いが聞こえてくるようなドラマに、今ハマっている。
TBS日曜劇場「下剋上球児」
10年連続初戦敗退、部員が実質1人にまで落ち込んだ弱小高校野球部が、新たな指導者とともに甲子園出場を果たす物語。
いかにもフィクションなスポ根かと思いきや、そうではない。
このドラマには原案がある。
2018年に三重県代表として甲子園出場を果たした三重県立白山高校。その出場までを追ったドキュメント。
底辺校と扱われ、廃部寸前になった野球部に赴任した若く熱い監督の改革でついには甲子園出場にまで上り詰める。
ドラマはあくまでフィクションなので、実際にかかった年数とは異なるし、監督にとんでもない問題が起きたりもしない。
それでも、劇中のモデルになる選手とモチーフになる対決がいくつもある。
そして、そんな実話を基に作られたドラマは、スポ根とは一線を画す社会派ヒューマンドラマになっている。
自己肯定感とは、ジェンダーの問題、過去の失敗と本人は、周囲はどう関わるのか、目の前の人の気持ちに寄り添うには…
そんな様々な社会問題に向き合うストーリーの真ん中に、野球にかける青春がズドンと軸となっている。
ネット記事には酷評もあったが、おそらくドラマも原作も流し読みで視聴率だけで書いたものだろう。
X(旧Twitter)でも好意的なポスト(旧ツイート)が多い。
「キャラが薄い」というネガポストもあったけど、一体何を見てるのかと思う。
ちなみに私は楡くん推しだ。
全話終わったらまとめて連投レビューしてやるんだ。
それまでは全力で応援だ。
今週第8話まで、あと30分!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?