![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93739324/rectangle_large_type_2_db3ca95e4c5b3d77a90d82da567bb70c.png?width=800)
夕陽が遠い世界を繋ぐ
スローシャッター、読了。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93739060/picture_pc_65bc241532d1de3747bd9a41f145c63c.jpg?width=800)
今週金曜のイベントまで、繰り返し味わって想いを募らせようと思うのだけど、その間つらつらと雑感を書き連ねようと思う。
書き出しが秀逸だと、なんだか生意気に書いたが、
もちろんそれだけではない。
田所さんが紡ぐ物語には、よく夕陽が描かれる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93739622/picture_pc_5bbd1db322536a2fdda54b466f59a07f.png?width=800)
時に道端から、時に車から、時に飛行機から。
どこに旅しても美しく輝く夕陽を、田所さんは飾ることなく記す。
他の文章と同じく、無駄な抑揚はない。
しかし、その夕陽の美しさと、漂う郷愁が静かに沁みてくる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93739847/picture_pc_435c534452a0f15a7be693b9a7dc2c91.png?width=800)
遠く離れた場所にいても、夕陽は美しく一日の終焉を告げる。
その美しさに心安らぐのは、ある種本能的なものなのかもしれない。
田所さんの文章を読み、その中の夕陽を眺めると、郷愁と安らぎが広がるのを感じる。
その郷愁と安らぎが、ページを先へと進ませてもいるのだろう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93740059/picture_pc_60acc5886e90a7efc3a25b8d88a78fe4.png?width=800)
私もいつか異国の地で夕陽を眺めながら、郷愁と安らぎを掻き立てられる日がくるのだろうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?