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ごっこ食堂

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「お店で出てくるような料理をうちごはんに」をコンセプトに、手間も時間もかからずに、おいしくできるシンプルなレシピをご紹介しています。
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#おかず

油淋鶏

はじめて作る料理の味つけは、すべての調味料を同量にして作ってみることが多い。1対1の法則です。 そうしてできあがったものを食べれば、何が多くて何が少ないのかがよくわかるから。次からは自分好みの味に調整していくことができるのです。 いつか作りたいと思っていて、あまりに好きすぎて手を出さずにいた料理があります。 油淋鶏です。ランチで中華のお店に入って、メニューに油淋鶏があれば、90パーセントの確率で注文してしまいます。 店ごとに微妙に違っていて、好みだったり好みでなかったり。

島らっきょうの塩漬け

沖縄に行くと、毎回、ジップロックを持ってくればよかったと思います。 島らっきょうを買って帰りたいから。 以前、普通のビニール袋に入れて持って帰ったら、帰りの飛行機も、電車でも、島らっきょうの匂いがもれて大変だったのです。 最近は、家の近所でもときどき売っているので助かります。 しかも、皮をむいた状態で売っているときもあり、うれしくなります。 あの薄皮をひとつずつむくのは、なかなか根気がいる作業ですから。。。 皮をむいた島らっきょう見つけたので、さっそく塩漬けにしました。

マーミナチャンプルー

「マーミナ」は沖縄の方言でもやしのこと。 なので、マーミナチャンプルーは、もやしのチャンプルーです。 沖縄の市場では、あちこちでおばぁたちがゆんたく(おしゃべり)しながら、 もやしのひげ根をとってますね。 あれにもうまい人と下手な人がいて、年上のおばぁだからといって、うまいわけではなく、若いおばぁのほうが目がいいので、早くて手際がいいそうです。 今年の2月ごろに沖縄を訪れたとき、ゆんたくに混ぜてもらって、教えていただきました。 1 豆腐は水きりをして、ひと口大の角切りにす

パイナップルハム&生ハムメロン

料理自体は知っているけど、実際に食べたり作ったことがない、という料理があります。 パイナップルハムと生ハムメロンは、その最たるものではないでしょうか。 どちらも果物と肉の組み合わせ。個人的には、あまり冷静ではいられない組み合わせです。 しかしいま、偶然にもわが家の冷蔵庫には、そのすべてがそろっているのです。 頂き物のハムのかたまり、コロナ食品ロス応援プロジャクトで買った生ハム、安さにうっかり手を出したパイナップルとメロン。 このメンツがそろうのは、この先そうそうないだろう

麩たまご

閉店してほしくない、自分にとって大切な飲食店が何軒かありますが、那覇にあった「ままや」もそのひとつ。残念ながら、もうありません。 スパムを使ったような現代風の沖縄料理ではなく、昔ながらの素材の味を大切にした、やさしい味わいの沖縄料理が食べられる貴重なお店でした。 この麩たまごは、ままやで食べたものを自分なりに再現してみたものです。 料理名は、「麩たまご」ではなかったはずで、すっかり忘れてしまいました。 たしか、作り方も教えていただいたのですが、だいぶ泡盛を飲んでいたもので、

焼き厚揚げ3種

こまったときの一皿に、焼き厚揚げがおすすめです。 フライパンで厚揚げのすべての面を焼くだけ。 このとき、油はひきません。厚揚げの油抜きも必要なし。 ただただ、すべての面をじっくりと順番に焼きつけていくだけです。 全体がこんがり焼けたら、皿に盛りつけ、お好みの薬味を合わせて、しょうゆなり、ポン酢なりをかけて完成です。 おつまみとしても、副菜として大活躍しますよ。 これは、オーソドックスに、かつお節と万能ねぎを散らして、ポン酢をまわしかけたもの。 大根おろしとねぎの小口切り。

カリフラワーの木の芽みそマヨ和え

木の芽みそをまとめて作っておくと便利だ。 ゆでた野菜を和えたり、魚にぬって焼いたり、ただ焼いただけの肉につけて食べたり。木の芽みそと合わせるだけで、手の込んだ料理の趣になる。 今回、以下の分量で作った木の芽みそを、ためしに冷凍してみた。 まだ解凍して食べていないが、もし味に問題なければ、一年中、木の芽の香りを楽しめる。 木の芽みそ [材料] 木の芽(山椒の葉) 片手にふんわり山盛り 白みそ 大さじ3 砂糖 小さじ1弱 みりん 小さじ1弱 [作り方] 1 木の芽をすり鉢でペ

小松菜の甘酢おろし和え

これもらっきょう酢を使ったレシピ。 大根おろしにらっきょう酢をあわせた和え衣で、ゆでた野菜を和えるだけ。 今回は小松菜にしたが、ほうれん草でもブロッコリーでも、カリフラワーでも、野菜はお好みでいい。 和え衣にしそやみょうがなど、香りのものを加えてもおいしい。 小松菜の甘酢おろし和え [材料] 小松菜 2株 大根おろし 1.5〜2センチ分 らっきょう酢 適量 みょうが 1本 [作り方] 1 小松菜はかためにゆでて水にとり、水気をしぼって4センチ幅に切る。 みょうがは縦半分

豚ひれ肉のピカタ

高校時代のお弁当によく入っていたおかずで、 好きだったのがコンビーフのピカタ。 コンビーフ1缶分は使っていたはずで、いま考えると、 けっこう贅沢なお弁当だったと思うのだが、昔はコンビーフは安かったのだろうか? コンビーフはコスパ的に抵抗があるので、豚ひれ肉でピカタを作った。 豚ひれ肉のやわらかい肉質と、卵衣はよくあった。 コンビーフや豚ひれ肉以外にも、白身魚や野菜、スパムなどで作ってもおいしい。 ごはんのおかずに、おつまみに、お弁当のおかずにもなるピカタは、応用力抜群の料

ささみのミラノ風カツレツ

牛肉で作るのが本当なのだろうけれど、ぼくはよく豚肉を使って作る。 ミラノ風カツレツのことです。 急に食べたくなって冷凍庫を物色したが、あいにく使えそうな豚肉がなかった。 代わりに鶏ささみを発見。これで作ることにした。 これはこれでうまい。 いや、かなりうまい! 豚肉より軽い仕上がりで、スナック感覚で食べられる。 ビールや白ワインのおつまみに最高だ。 あまったチーズパン粉は冷凍したので、近いうちにまた作ろうと思う。 ささみのミラノ風カツレツ [材料] 鶏ささみ 4本くらい

こごみのごま酢和え

らっきょう酢を常備している。 いろいろな料理に使えて、とても便利だから。 寿司酢が便利という人はたくさんいるが、 らっきょう酢が便利という人には、ウチの母親以外に、まだ出会ったことがない。 酢の物、酢みそ、ピクルス、ドレッシング、酢だこなどなど、 ぼくはみんならっきょう酢で作る。 寿司酢の代わりに、らっきょう酢にちょっと酢を足して、酢飯を作ったこともある。まったく問題ありませんでした。 そんなわけで、ごま酢和え。 レシピというほどでのものではないが。。。 今回はこごみを和