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ごっこ食堂

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「お店で出てくるような料理をうちごはんに」をコンセプトに、手間も時間もかからずに、おいしくできるシンプルなレシピをご紹介しています。
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2020年3月の記事一覧

鶏肉のふきみそ炒め

焼いた鶏肉に、あらかじめ作っておいたふきみそをつけてオーブントースターなどでこんがり焼く。 いわゆる「鶏肉のふきみそ焼き」のレシピだ。 今回のおかづまみは、この簡易版。前もってふきみそを作っておく必要はない。 簡易版とはいえ、こちらのほうがふきのとうの新鮮な苦味が楽しめるような気がする。 作り方に特に難しいことはないが、ふきのとうは刻んだら、すぐにフライパンに投入して炒めるのが、しいて言えばポイント。アクが強いふきのとうは、すぐに黒く色変わりしてしまうから。 日本酒のお

クーブタイリチー

沖縄に旅行に行くと、夜はたいてい居酒屋に入る。 席につくと、まずはオリオンビールを注文。そのとき一緒に出てくるお通しが、いつも楽しみだ。 店によって、島らっきょうだったり、島豆腐の冷やっこだったりといろいろだが、なぜか、年によっては偏ったメニューになることがある。 ある年の夏は、どの店に行ってももずく酢だった。 またある年は、どこもかしこも、フーチャンプルーだったり。。。 そういえば、先月行ったときは、海ぶどうが多かったかも。 お通しにも、そのときどきでブームがあるのでし

ぶりアラ大根

冬から春への季節の変わり目は、服装選びに悩まされる。 すっかり春の陽気になったと思ったら、翌日は真冬の寒さに戻ったり。 いわゆる三寒四温というやつだ。 今日は昨日までのポカポカ陽気と打って変わり、とても寒い。 こんな寒い日は、ぶり大根でもつまみながら日本酒が飲みたい。 というわけで、会社帰りにぶりのアラを買ってきた。 …わけではなく、 スーパーの魚売場の隅っこで、安く売られていたぶりのアラが、 時間が遅いせいか、さらに値引きされていたから買ってきた。 魚のアラの煮

菜の花のスクランブルマヨエッグのせ

先週末、近所の農家の直売所で、菜の花を買った。 まずは辛子和えで食べたが、まだたくさん残っている。 どう食べようかと考えてたら、イタリア料理のアスパラガスのポーチドエッグの せを思い出した。 シャキッとゆでたアスパラに、とろっと卵黄がソースとしてからまる前菜だ。 菜の花であれを作ろう。 菜の花は、シャキッと歯応えが楽しめるよう、少しかためにゆでる。 卵はポーチドエッグでなく、スクランブルエッグにすることにした。 とろっとソースとしての役割なら、同じことだと解釈して

豚肉の酒粕みそ漬け

「肉が食べたい」と「日本酒が飲みたい」を両立するのは、 なかなか難しい。 鶏の唐揚げ、ステーキなら、ビールやワインということになるし、 焼き鳥ならぎりぎりアリな気もするが、 どちらかというと焼酎とかワインとあわせたい。 日本酒ありきなら、やっぱり魚をつまみに飲みたくなる。 そんななかで、 肉と日本酒を両立される、数少ないおつまみのひとつが、 「豚肉の酒粕みそ漬け」だ。 酒粕は日本酒を造る工程でできるものだから、 日本酒にあうのは当然だけど。。。 作り方は簡単で、酒粕と