高認に独学で挑むための対策と、受験で得たもの

中学卒業→高等学校卒業程度認定試験→大学→社会人という人生を歩んできました。今回は高認の独学勉強体験記を書いてみます。
勉強を通して、得られたのは合格だけではありませんでした…。

「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」って何?

 高等学校卒業程度認定試験(略して高認)とは…簡単に書くと、高校を卒業してない人が、高校卒業程度の学力があると認めてほしい場合に受ける試験です。合格すれば、大学受験資格も得られます。

独学で高認に挑んだ私から伝えたいこと

 試験勉強をしていた当時は、世界に一人だけ取り残されている気持ちになりました。

 しかし、試験会場には、大勢の受験者がいました。同じ試験に向けて準備してきた同志がこんなにもいたのかと、嬉しくなったことを覚えています。ですので、様々な事情で高認を独学で受ける方に向けて、「1人じゃないから大丈夫」ということを伝えたいです。
 また、私の経験を伝えることで、受験の参考になれば嬉しいです。

受験までの3つの対策

①高認を受ける目的を明確化する
②学習計画を立てる
③自分に合った参考書で学ぶ


これらの対策によって、3か月の勉強で8教科を一発合格できました。

①高認を受ける目的を明確化する

高認を受ける目的を明確化していたことで、勉強のモチベーションを保つことができました(ちなみに私の目的は、学びたいことを大学で学ぶためでした)。

②学習計画を立てる

独学で悩んだことは、「学習計画の立て方」でした。
科目名を見ても、どの科目をどのくらい勉強すべきか分からず…

そこで、まずは過去問題を見てみることにしました。
すると、注力すべき課題が見えてきました。
例えば、「世界史は最も勉強すべき」「国語の長文問題は対策なしでも良さそう」という気づきがありました。

そして、「世界史は参考書を3周したいから、そのためには1日何ページ勉強しよう」と計画を立てていきました。

「過去問題を見てから、自身の課題を把握し、学習計画を立てること」、おすすめです!

③自分に合った参考書で学ぶ

使用した参考書は、数学が「しまりすの親方式」で、
それ以外の科目は「高卒認定ワークブック」でした。

なぜ数学を「高卒認定ワークブック」で学ばなかったかというと…
私は数字を見ると構えてしまう文系人間なので、
分厚い「高卒認定ワークブック」よりも
コンパクトにまとまった「しまりすの親方式」で勉強したかったからです。

参考書には相性があると思うので、参考書選びを工夫すると、勉強しやすいと思います。

高認から得たもの

  • 大学入試の受験資格

  • 苦手なことへの挑戦心 

  • 計画力

  • 継続力

  • 勉強の楽しさ

仮に不合格であったとしても、得られたものがありました。

高認から得るものは人それぞれだと思います。
合否を気にせずに、まずは受験をしてみてはいかがでしょうか。
応援しています。

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