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ベンチャー企業での2年間

2018年12月、新卒入社でそれまで勤めたいわゆる大企業を飛び出し、ベンチャー企業に飛び込みました。ということで、今がちょうど2年間を終えたところになります。この2年間の感想は、、、

①大変だった、、、
②成長できたんじゃないかな、、、
③目まぐるしかった、、、
④総じてたのしかった、、、かな

こんな感じが正直なところです。入社当日に「先週の金曜日の取締役会で企業を買収することになったから、PMIとかでお願いすることが出てくると思う」と言われたり(その後ももう1社買収したりするし、、)。不慣れな事業分野での会社設立(事業分割)をしたり。はたまた、事業開発として海外でのone-on-one meetingやpitchもしたりなど、、プレッシャーと自分の力不足に苛まれながら、自分としては早いペースでひたすら走り続けてきた2年間でした。そろそろ戻ってくる気になった?など、前職の人に言われる程に大企業気質だった私。大企業(売上高10兆円弱)とベンチャーで働くことの本音をちらりと。

ベンチャーに転職して良かったことは?
目まぐるしく色々体験出来る機会があるかなあと。私の場合、企業買収、事業分割、営業提携、とか、資金調達とか、、、がっつり携わったり、触りの部分だったりするものの、とにかく身近で様々な経験を積むことが出来ました。特に資金調達は、、前職では海外子会社の組織運営管理をしていた中で資金繰りを見ていたときもありましたが、困っても親会社からの増資で済むところ、今の会社では株価を日々にらめっこしながら海外資本家からの資金調達の機会に携わることが出来たのは、とても勉強になりました。

ベンチャーでの働き方は?
基本、それ程変わらないかなあと思います。1つの事業を創出するのに、社内で事足りるのか、社外のリソースを使うのかの違いはあり、その調整をどうするのかは大きな違いはありますが、どちらもpros/consあり、難しさもあり、楽しさもあり、、と強引に結論づけてみます。

ベンチャーにいって一番困ったことは?
前職にいた時も、「これってうちがやることじゃないよね?」「あっちの部署がやっているんじゃない?」という、ポテンヒットやお見合いがないようにボールを拾い続けていた私でしたが、ベンチャーはより守備範囲を広くし、ひたすら拾い続け、かつ前進し、そして新しいことも考えるという、トライアスロン的なタフさが必要だと感じました。もう本当に細かいこと(大企業だと1-2年目の後輩にお願いできていたことなども含めて、、、)とにかくボールを受け続ける、リベロでありつつ、自分のキャリアパスも忘れないようにしつつ、、という気概を持つことが非常に難しかった、、、です。

こうやって書きつつも、働いている企業を問わず、一番大事なことは何かなあ、、と年の瀬に思うこと。それは、やっぱり「自分のやっていることが今、将来にどれだけつながるかを信じてやり抜くこと、自分のやっていることがどれだけ意義のあることかを、自分で定義づけ共有すること」だと思いました。そう考えると、よく大企業vsベンチャーの二律背反で語りたがるけど、本質は変わらないのかな、と。

年の瀬の振り返りごと、、でした。


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